石井花苗の手がける「casa liniere(カーサ・リンネル)」で北欧のようなていねいな暮らし
幅広い年齢層の女性から高い支持を集めているファッション雑誌『リンネル』と、こだわりがたくさん詰まった住宅「casa carina(カーサカリーナ)」がコラボして誕生した住まい。「casa liniere(カーサ・リンネル)」は、単に暮らすための箱ではない。暮らしの豊かさとは何か、家族にとって大切なことを考え直させてくれる住まいでもあるだろう。
多方面からプロが集結してつくられた住まい
casa liniereは、カーサプロジェクトのメンバーだけでなく、雑誌「リンネル」の編集長や、インテリア・スタイリストとして高い評価を得ている石井花苗も集まり、間取りからインテリアの細部に至るまで、すみずみまでこだわり抜いた住まいである。コンセプトの中心にいるのは「人」。ほどよく家族の気配が感じられるよう間取りを工夫したり、思わず人を呼びたくなるような場所をつくり出したり。長い間住み続けられる心地よさも、casa liniereには込められているのだ。それはまるで、長い冬を楽しみながら過ごす北欧で大切にされている、「ていねいな暮らし」そのものだと言えるだろう。
新しい暮らしのカタチとは
間取りには、住む人がていねいな暮らしをできるよう、様々なヒントが隠されている。例えば、キッチンはオープンキッチンになっており、デザイン性も抜群。まわりからよく見えるため、料理のモチベーションアップにもつながるだろう。友人たちとホームパーティを楽しむためにも便利だ。パントリーもあるため、ストック品もきれいに並べて管理しやすくなっている。2階にはランドリースペースがあらかじめつくられており、天候に左右されずいつでも干せる。部屋の中が洗濯物に占拠されず、快適に暮らせるだろう。
デザイン性も追及した住まい
玄関には大きな土間が広がっており、開放感たっぷりの空間に。子供たちの遊び場になったり、ご近所さんとのコミュニケーションスペースになったりなど、様々な使い方が考えられるだろう。この空間には、長いベンチが設けられている。長さを出すことで、空間に奥行き感が生まれ、実際よりも広々とした印象に。デザイン性も高められるのだ。ここには、季節の花々やお気に入りのインテリアを飾ったりして楽しんでもよいだろう。玄関が、贅沢でゆとりのある空間になり、家族を温かく迎えてくれるのである。
発見することを楽しんでみては
「casa liniere(カーサ・リンネル)」の持つ開放感に、最初は戸惑うことがあるかもしれない。しかし、その良さをひとつずつ噛みしめていくと、豊かでていねいな暮らしができることに気付くだろう。日々、何気なく過ぎ去っていく時間だからこそ、ていねいに暮らすことで様々なことが見えてくるのだ。家族と共に、新しい暮らしのカタチを発見してみてはどうだろう。