北欧らしい遊び心ある色使いのインテリアが街の人々を惹きつけるヘルシンキのレストラン「Yes Yes Yes」

お店のオーナーは、ヘルシンキのクラッシックな雰囲気の土地の一角が売り出された瞬間こう叫んだそうです。『Yes Yes Yes!!』。オーナーはその気に入った土地に長年の夢であったベジタリアンのためのレストラン&バーをオープンしました。そうしてできたのがこのレストラン「Yes Yes Yes」です。そんなユニークなオーナーが経営するお店は、多彩な色使いの北欧スタイルが目を引く素敵な店内空間になっています。

角地ならではのユニークな入り口

「Yes Yes Yes」はヘルシンキの角地に位置しています。立地を生かして、入り口を二つの道路の交差する箇所に配置することで、見やすく入りやすい入り口になっています。夜はネオン照明の看板が鈍く光り、バーの雰囲気を醸し出します。

若者でも入りやすい、優しい雰囲気のあるバー

店内は、北欧スタイルにはかかせないパステルカラーが中心に用いられています。バーカウンターはモルタルに大理石とシックな雰囲気を醸ししていますが、チェアやディスプレイ家具にはパステルカラーが用いられているため、優しく明るい雰囲気のバーになります。オーセンティックな雰囲気のバーと違って、どの年齢層にも入りやすいデザインになっています。フィンランドではアルコール度数22％が境目となっていて、超えないものは18歳以上からお酒を楽しむことができるため、お店には若いお客さんも集まります。ポップで優しい雰囲気はが若者の人気を惹きつけているのでしょう。

ベジタリアンのお店にぴったりな素敵な壁紙

日本ではあまり聞きなれないベジタリアンやヴィーガンといった言葉ですが、フィンランドではベジタリアン表記のメニューを置いてある印象が強いです。ヘルシンキでは、イベント等で肉類の提供を中止する方針を打ち出したことで大きな論争を生んだこともあります。そんなベジタリアンに優しい街で、ベジタリアンフードを提供する「Yes Yes Yes」のお店の壁紙は、ベジタリアンのイメージにぴったりの素敵な壁紙が店内を彩ります。壁紙の色味を家具の色味に寄せているため、壁紙が主張しすぎることなく調和の取れた空間になっているように感じます。

ユニークでキュートなピンク色の空間

店内には緑色の壁紙のほかに、ハートの鏡がディスプレイされたピンク色の空間が存在します。空間に色々な色を用いて、統一性を持たせつつも場所によって雰囲気を変えるデザインは、お店に訪れる人を飽きさせません。次来た時はどの席で食べようか迷ってしまうほど、多彩でユニークな店内空間です。

「Yes Yes Yes」で現地の人と現地のお酒を

フィンランドを語る上で欠かせないのがお酒です。フィンランドには様々なテイストのお酒が存在し、その数は算しれません。お酒に精通するバーテンダーにおすすめのお酒を提供してもらうのが、美味しいお酒を飲む一番の近道です。素敵な店内空間を持つ「Yes Yes Yes」で博識なバーテンダーにお酒を提供してもらってみてはいかがでしょうか?