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ミラノサローネ2019でFlos, Louis Poulsen とともに斬新なプレゼンテーションが光る「B&B Italia」

東京ビッグサイト十数個分とも言われるミラノサローネ2019の本会場ロー・フィエラの中でも、広いスペースを取り、最も大盛況だったブランドは「B&B Italia」ではないだろうか。

来訪者を惹きつけるインタラクティブなインスタレーション

B&B Italia のブースのエントランスには、これまでB&B Italia とコラボした歴代のデザイナーなどを含めた有名な作品を紹介するインタラクティブなインスタレーションを展開し、来訪者を惹きつけていた。

グループ企業である「Flos(フロス)」や「Louis Poulsen(ルイス・ポールセン)」とともにブースを構えるB&B Italia は、なんと10年振りの本会場での展示になる。

部材を並べて見せるディスプレイがおもしろい「B&B Italia」

B&B Italia では、近年の#MeToo 運動など女性蔑視へのカウンターとして新しいファブリックを纏ったガエタノ・ペッシェがデザインした「Up50」をフィーチャー。

主に家具を分解して部材を並べて見せることで、デザインだけでなく家具自体のクオリティまで表現。そのディスプレイはありそうでなかなかない展示方法なため、非常におもしろいものだった。

V.V.デュイセンによる新作の「Pablo」もこの通り、革一枚を展開させて展示されていた。

LEDなど取り入れたデザインがおもしろい「Flos(フロス)」

「Flos(フロス)」では、LEDなど最新技術を取り入れたデザインが数多く展示されていた。特にニューヨークのフォーシーズンズホテルのレストランのためにデザインされたモジュール式の照明「Coordinates」は、LEDを使って細いラインで構成されていて、シャンデリアのような優雅さとそれ自体で空間を構成することができるような斬新さがあった。

近年一般化したLED照明も次のレベルのデザインに移行してることが顕著に現れていた。

他にもダクト照明を非常に空間的に見せるやり方は、興味深い。

著名なデザイナーとのコラボがおもしろい「Louis Poulsen(ルイス・ポールセン)」

「Louis Poulsen(ルイス・ポールセン)」では、佐藤オオキ率いるnendo やフィリップ・スタルク、パトリシア・ウルキオラなど著名なデザイナーを招いてデザインされた照明が多数展示。中にはビャルケ・インゲルス率いるBIGによるデザインの照明もある。さらに屋外用の照明が多いのも最近のトレンドを意識していた。

誰もが知る名作照明も近年のデザインに紛れても逆に新しさを感じるプロダクトは、Louis Poulsen がいかにタイムレスなブランドであるかを表していた。

 

サン・バビラ地区のショールームだけでなく本会場でも注目の「B&B Italia」。来年はどのような趣向を凝らしてくるのか、「Flos(フロス)」や「Louis Poulsen(ルイス・ポールセン)」もどのような進化をするのかも非常に楽しみである。

#casa 編集部

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