家族の顔が見える癒しの家「casa carina(カーサ・カリーナ)」

「casa carina(カーサ・カリーナ)」に住み始めて約2年目になるという田中家。住んでいるうちに当たり前になってきた快適さを、家を離れたときや、遊びに来た友人たちの声によって再確認しているという。元気いっぱいの2人の男の子の子育て中とあって、「家族の顔が見える家づくり」を見せてもらった。

いつも家族の顔が見える家にしたかった

田中家が家を建てることを決めたのは、次男の碧くんがまだおなかにいるとき。本や雑誌でいろいろな家を見ていくなかで、南欧風の雰囲気にとても惹かれて「casa carina」を選んだという。

ご主人の塁さんがこだわったポイントはリビング階段。「実家が玄関に入ったらすぐに階段という設計で、家族と顔を合わせずに2階に上がれるつくりだったんです。だから、“ただいま”って帰ってきたときに顔を見てから、上がっていく感じの方がいいかなって」

奥さまの恭子さんからのリクエストは、キッチンのカウンターテーブルと、和室ののぞき窓、それに広々とした洗面所だ。キッチンのカウンターテーブルは、お子さんたちのリビング学習を意識してのことだという。「今すぐに必要というよりも、もう少し大きくなったときに、目の届くところで勉強したり、お絵描きしたりできるようにと」。

のぞき窓は、キッチンにいながら和室にいる子どもたちの様子を見るため。「パントリーと和室が隣り合わせなんです。和室で子どもたちをお昼寝させたかったので、ちゃんと寝てるかな? とキッチンにいながら確認できるのがいいですね」

もうひとつのこだわりは洗面所。鏡も大きく、広めに作ってもらったという。「前に住んでいたアパートの洗面所が狭かったんです。朝の支度やメイクをしたり、子どもが小さいとお風呂に入るときに服を脱がせたり、着せたりしなくてはならないので、広いほうがいいなと思って」

その広さに慣れてきた最近では、他の家で洗面所の狭さを感じる場面も多いのだという。「きっと今、住んでいる環境がいいんだろうなって改めて思いますね」。

長男の空佑くんに、家の中でどこが一番好きか訊ねてみると「自分の部屋!」と元気いっぱいの返事が返ってきた。

蒸し暑い季節も家に帰ると快適

「前の家では窓のところに結露があって、それが嫌だったんです」と話してくれた塁さん。結露ができない家がいいと思っているときに、「casa carina」なら断熱がしっかりしていて結露が出ないという話を聞いて、この家がいいと思ったのだそう。冬の温かさはもちろん、特に夏に涼しさや快適を実感する機会が多いと語ってくれた。「梅雨の季節や夏の湿気の多い時期でも、家に帰って玄関を開けた瞬間、カラッとした空気に包まれて気持ちいいんです」

田中家は、1階全体と2階の寝室、インナーバルコニーの壁をすべて漆喰にしている。「前の家では、朝の寝室のムワッとした空気、寝起きの部屋の匂いがあったんですけど、この家に住んでから一切なくなりました」と塁さん。「インナーバルコニーに洗濯物を干すのですが、とても乾きやすい。内側はツヤのある質感、外側はざらざらの質感という違いも面白いですね」と恭子さん。家のあちこちで漆喰の壁の快適性を実感しているという。

外出後や友人の来訪で快適さを再確認

田中さんご夫婦は、漆喰の壁の快適さや断熱性といった「casa carina」の機能性を、遊びに来た友人からの言葉で再確認することも多いという。「家に入った瞬間“いい匂いがする”って、みんなが言います。初めてきた人ならほぼ100%くらい。 “すごく癒される、落ち着く空間だね”とも言われますね」と恭子さんが語ってくれた。「アロマを焚いたり、カフェ風の雰囲気づくりをしているというのもありますが、漆喰がもたらす空気感も関係しているのかなって思います」

 

塁さんは、帰省などで2~3日家を空けて帰宅したときに、空気の違いを感じるそうだ。「住んでいると当たり前になっていることもあるんですけど、空気のきれいさや、何とも言えず心地よい漆喰の匂いに包まれて、ほっと落ち着くことができます」。