驚きの連続!アマゾンが本拠地シアトルで仕掛ける全く新しい3つの施設。
スターバックスやマイクロソフト、ボーイングなど先進的な企業が本拠地を置くワシントン州シアトル。中でもアマゾンはシアトルのダウンタウンに本社を建設中でその勢いは止まらない。インターネット上での小売販売を主とするアマゾンだが、シアトルではその領域はどんどん現実の都市に侵食してきていることを目の当たりにする。
ガラスドームの植物園「アマゾン・スフィア」
アマゾンの本社ビルの前に現れたのは「アマゾン・スフィア」と呼ばれる植物園。3つのガラスの球体が連なったガラスドームは、スペースニードルのように新たなシアトルのシンボルにもなり得るインパクトだ。
現在もアマゾン・スフィアに運ばれるであろう植物は、シアトル郊外で育てられていて2018年のオープン時には多様な生態系の植物で溢れる予定だという。地上3階の各フロアでは、色々な植物に囲まれた中で社員が仕事することになる。
Amazon Spheres – アマゾン・スフィア
住所:2117-, 2127 7th Ave, Seattle, WA 98121 USA
革命的なレジ無しの小売店「アマゾン・ゴー」
現在アマゾンが本格的にオープンを目指している「アマゾン・ゴー」は、レジ無しの小売店。財布を持たなくてもいいし長蛇の列に並ばなくてもいい革命的なスーパーマーケットだ。
現在はアマゾン社員のみが利用できるベータ版といった状態で試験運用中だが、将来アマゾン・ゴーが世界を席巻するのもそう遠くはないだろう。
Amazon go – アマゾン・ゴー
営業時間:7:00~21:15
住所:2131 7th Ave, Seattle, WA 98121 USA
アマゾン初の実店舗「アマゾン・ブックス」
世界各地でリアルな書店を駆逐していくアマゾン。だが、そのアマゾンがシアトルでユニヴァーシティ・ヴィレッジという高級アウトレットモールにリアル書店を出店。
置かれている商品には値段表示がなく、値段の同じアマゾンのサイトやアプリでしか確認できない。その代わり「Fire TV」などアマゾンのデバイスと親和性の高い商品の展示方法を採用するなどおもしろい。
Amazon Books – アマゾン・ブックス
営業時間:9:30~22:00 (日曜 11:00~20:00)
電話:+1 206-524-0715
住所:4601 26th Ave NE, Seattle, WA 98105, USA
アマゾンは新社屋の建設・開発に40億ドルを投資し、エンドユーザーはもちろん社員のクリエイティブな活動に良い効果をもたらすように計画しているそうだ。ここからアマゾンの新しいアイディアが発信されると思うとワクワクが止まらない。