【ミラノデザインウィーク】日本のテクノロジーや技術力とともに文化も紹介する「レクサス」の展示が面白かった!
次に向かったのはトヨタの高級車ブランド「レクサス」の展示会場だ。
会場自体もかなり広くてミラノの街の中で木と白い壁の空間は際立っていた。
連続した木のフレームが神社の鳥居のようで日本を感じる不思議な感じだ。
次世代クリエーターを紹介!
レクサスデザインアワード2016というコンペの受賞者の作品のプロトタイプやパネルが展示、紹介されている。
テーマを「Anticipation(予見)」と設定されたこのコンペの受賞作品は、どれも完成度が高くてコンセプトも面白いし、デザインやプレゼンテーションも優れていた。
レクサスのフォルムを表したインスタレーション
障子を思わせる外観のブースがあって結構な人だかりができていた。
その中には、無数の糸が伸縮してレクサスのフォルムが浮かび上がるインスタレーションがあって面白かった。
日本の技術と文化をアピール
中央には水素原子をモチーフとした照明システムが展示されていて、これらは水素の燃料電池燃料電池によって作られた電力で稼働している。
まさに日本とトヨタ・レクサスの技術力をアピールしているわけだ。
今や世界的なデザイナー吉岡徳仁氏が考案したのは、水の上に浮く葉の上にベリーソースを載せたもので、来訪者に配り、食べられていた。
茶碗の中に入っているものは出汁で、日本人にとっては普通のもので美味しかったのだが、周囲にいた外国人は飲んだ瞬間に不思議な顔をしていた。
レクサスの展示は随所に日本を感じられ、特に食文化をレクサスがアピールしていたのが意外で興味深かった。
展示1つ1つも日本をアピールしていたが、会場の構成や演出自体の控えめだけれども品があるような感じは日本を正当にアピールできていたんじゃないかと思った。
興味がある人は今月東京・青山のINTERCECT BY LEXUSでも展示されるようなので行ってみるといいと思う。