NOT A HOTEL KITAKARUIZAWA「NATURE WITHIN」巨石の間を縫い、”岩の中に建つ”1棟のヴィラ。

前編:「NOT A HOTEL DESIGN COMPETITION 2024」最優秀賞作品は賞金1,000万+NOT A HOTELとして実現・販売!

世界的な建築家やクリエイターが手がけるデザイン性と、テクノロジーによる快適さを融合させたハイエンドな別荘を提供し、日本の「暮らし」の概念をアップデートし続けている「NOT A HOTEL」。その中でも、雄大な自然に抱かれたリトリート拠点として注目を集める北軽井沢エリアに、これまでの建築の常識を覆す新たなハウス「NATURE WITHIN(ネイチャー・ウィズイン)」が誕生します。

2024年に開催された国際的デザインコンペティション「NOT A HOTEL DESIGN COMPETITION 2024」において、世界23ヵ国・620作品の頂点に輝いたこの作品が、ついに販売開始となりました。本記事では、この“岩の中に建つ”唯一無二のヴィラが、どのようにして私たちの感性を揺さぶり、自然との境界線を溶かしていくのか、その全貌を詳らかにします。

240年の時を超え、浅間山の記憶を宿す地

「NATURE WITHIN」が位置するのは、群馬県吾妻郡嬬恋村、北軽井沢の深い森の一角です。この土地の最大の特徴は、約240年前の浅間山の大噴火によって噴出した巨大な溶岩石が点在している点にあります。荒々しくも力強いエネルギーを秘めた巨石群と、それを包み込むように育った樹木、そして隆起する大地。

設計を手がけたのは、イタリア・ミラノを拠点とする建築スタジオ「UNFORMED DESIGN」のモハメド・ハッサン・エルジェンディとナヘド・ズメターです。彼らはこの敷地の原生的な風景に深い感銘を受け、建築を単なる「箱」として置くのではなく、地形と連続する「物語」として捉え直しました。

「眺める」から「その中で過ごす」へ

従来の建築において、敷地内の大きな岩は往々にして「障害物」として取り除かれたり、あるいは窓の外の「景色」として切り取られたりする存在でした。しかし、NATURE WITHINのコンセプトは、その一歩先を行きます。

「自然を、眺める対象ではなく、その中で過ごすものとして捉える」

この哲学に基づき、建物は巨石の間を縫うように、不完全な楕円形の有機的なフォルムを描いています。地面からわずかに浮かび上がるような設計により、うねる大地をなぞるように建築が配置され、3つの巨大な溶岩石が、屋根を支える柱であり、プライバシーを守る壁であり、さらには空間の主役そのものとして機能しています。

圧倒的なスケールと、素材が織りなす静謐な空間

屋内面積288㎡という、北軽井沢エリアのNOT A HOTELの中で最大規模を誇るこのヴィラは、3つのベッドルームを備え、最大8名での宿泊が可能です。空間を構成するのは、木、石、ガラス、そして金属。自然界にある素材と人工的な素材を巧みに掛け合わせることで、モダンでありながら、太古の洞窟に身を寄せているような安心感を生み出しています。

開放と凝縮を繰り返す「リビング・ダイニング」

中心となるのは、97㎡にも及ぶ広大なリビング・ダイニング・キッチンです。周囲を囲むファサードは主にガラスで構成され、パノラマビューの森の景色が室内へと流れ込みます。

建築形状と呼応する楕円形の特注ソファに腰を下ろせば、まるで森の真ん中に浮遊しているような錯覚に陥ることでしょう。

岩に抱かれる「バス&サウナ」体験

特筆すべきは、温泉とサウナの設計です。約30㎡ものプライベート露天風呂は、周囲の巨石がつくる陰影に抱かれるように配置されています。夜になれば、漆黒の岩肌と湯けむり、そして満天の星空が溶け合い、日常のノイズを完全に消し去ってくれます。

また、室内バスルームは壁面を溶岩石のタイルで仕上げ、重厚な岩風呂が鎮座する「洞窟」のような空間。もちろん、本格的なサウナ、水風呂、外気浴スペースも完備されており、森の冷気を感じながらの「ととのい」は、ここだけの贅沢な体験となります。

巨石が迫る「プレイルーム」と「ベッドルーム」

ゲストルームやプライマリーベッドルームからも、それぞれ異なる自然の表情を楽しむことができます。

特に、用途を限定しない「プレイルーム」では、窓越しに触れられそうなほどの距離まで巨石が迫り、大地の力強さをダイレクトに感じることができます。

寝室は、装飾を極限まで削ぎ落としたミニマルな構成。朝、目覚めた瞬間に、窓の外の木漏れ日と岩のテクスチャが目に飛び込んでくる。それは、自然の一部として目覚める、新しい一日の始まりを約束します。

若き建築家の感性が切り拓く、建築の未来

この建築が誕生するきっかけとなった「NOT A HOTEL DESIGN COMPETITION」は、40歳未満の若手建築家に創作の機会を提供し、多様な視点から新たな建築を実現することを目的としたコンペティションです。

参考:「NOT A HOTEL DESIGN COMPETITION 2024」最優秀賞作品は賞金1,000万+NOT A HOTELとして実現・販売!

UNFORMED DESIGN

UNFORMED DESIGNの二人は、エジプト出身の背景を持ち、ヨーロッパや中東での国際的な経験を経て、土地の風土や人間の知覚に対する繊細な感性を磨いてきました。彼らが北軽井沢の地に描いた「NATURE WITHIN」は、単なるラグジュアリーな宿泊施設を超え、「人間と自然がどう共存すべきか」という普遍的な問いに対する、一つの芸術的な回答とも言えます。

NOT A HOTELが提案する、新しい資産の持ち方

「NATURE WITHIN」は、これまでの別荘保有とは異なる「シェア購入」というスタイルをとっています。毎年10泊単位からのシェア購入が可能で、自分が保有する期間以外はホテルとして運営され、収益を得ることもできます。

また、NOT A HOTELオーナーになれば、北軽井沢だけでなく、青島、那須、福岡、石垣島など、全国に広がるNOT A HOTELのネットワークを相互利用することが可能です。拠点を一つに縛られることなく、その時の気分に合わせて「世界中に自分の家がある」というライフスタイル。IoTテクノロジーによって、アプリ一つでスマートに管理されるこの体験は、次世代のラグジュアリーと言えるでしょう。

岩の中に眠り、自然を呼吸する

2028年春の開業を目指して計画が進められている「NOT A HOTEL KITAKARUIZAWA NATURE WITHIN」。それは、私たちが忘れてしまった「大地との繋がり」を取り戻すための場所です。

揺らめくファイアプレイスの火を眺め、巨石の静寂に耳を澄まし、森の香りを吸い込む。北軽井沢の過酷で美しい自然の中に、自ら進んで「取り込まれる」悦び。このヴィラで過ごす時間は、あなたの感性を研ぎ澄まし、日常をより色彩豊かなものへと変えてくれるはずです。

NOT A HOTEL KITAKARUIZAWA NATURE WITHIN:https://notahotel.com/shop/kitakaruizawa/nature-within