一軒家は初心者向き!初めての不動産投資には一軒家が向いている理由とは?

不動産投資という言葉を耳にするとマンションやビルをイメージする人もいるかもしれません。そのイメージは間違ったものではありませんが、初心者が不動産投資を始める場合にはマンションやビルは投資先に向いていない可能性が高いです。イメージだけでマンションやビルに投資するくらいであれば、一軒家に目を向けてみるのが良いと言えます。

初心者でも管理しやすい

管理の自由度が高い

不動産投資を始めるときに重要なポイントとなるのが管理面の問題です。マンションやビルは複数の不動産投資家が共有で物件を所有するケースがあるので、管理の自由度が高いとは言えないでしょう。それに対して一軒家は自分が単独で物件を所有することになるので、自分好みの管理を自由に行いやすいというメリットが得られます。例えば使用時におけるルールを細かい部分まで自分で決められるのは、一軒家に投資する利点です。

リノベーションも行いやすい

一軒家は自分で全てを決められるので、リノベーションも行いやすいでしょう。例で言えば壁紙や床材に良くないポイントを見つけた場合は、壁紙の貼り替えや床材の変更を自分の裁量で決められます。敷地内に造園ゾーンを作って、外観を綺麗に見せることも可能です。このような入居者を意識したリノベーションを行うことで、人が住み着きやすい物件へと生まれ変わらせることができるでしょう。

売却しやすい

売却先が増える

マンションやビルは物件価格が高い傾向にあるため、購入者が不動産業者や不動産投資家に限定されやすいです。それに対して一軒家は物件価格が安いケースが多いので、業者や投資家だけでなく一般の人にも購入してもらえる可能性が高いでしょう。一軒家は他の物件よりも売却先が増えるので、手放したくなったときに買い手がつきやすいと言えます。

需要によって切り替えが可能

一軒家は売却時における需要によっては投資物件から実需物件へと切り替えることが可能です。この柔軟な対応によって買い手が付きやすくなるでしょう。そのため一軒家を所有する際は売却時の需要をチェックしておくのが大切だと考えられます。

価格や利回りにおけるメリットがある

物件価格が安い

一軒家は物件価格が安い傾向にあります。古い物件であれば建物の減価償却が進んでいるものもあるので、土地価格に近い金額で物件を入手できるケースもあるでしょう。築古の一軒家を上手く見つけることができれば、投資予算が少ない人でも物件を購入できるかもしれません。

利回りが高い

一軒家はマンションやビルに比べると維持費が安い傾向にあります。物件によっては維持費がほとんど必要ないものもあるかもしれません。その点だけでも利回りが高くなる要因としては十分ですが、それだけでなく土地が狭いことでも利回りが高くなるケースが多いです。土地が狭いと物件価格も下がりやすいので、利回りが高くなりやすいと言えます。

初めての不動産投資を考えているなら一軒家が良い

初心者がマンションやビルのような管理箇所の多い物件に手を出すと失敗してしまうリスクも高まります。なるべくリスクの少ない不動産投資を考えているのであれば、一軒家からスタートしてみるのが良いでしょう。一軒家であれば管理の自由度も高いので、自分好みの物件へと変化させていく過程も楽しめます。慣れてきたら複数の戸建物件を管理してみてもいいかもしれませんよ。