堀江貴文の長尺ワイド番組「ホリスペ」!SAUNA HOUSEの代表・梅村和利が語るサウナマーケット

実業家の堀江貴文が代表取締役を務める、福岡県を放送エリアとするラジオ局「CROSS FM」。毎月、堀江自身がナビゲートする長尺生番組「ホリスペ!」に、今回、一般社団法人日本サウナビルダーズ協会、SAUNA HOUSEの代表・梅村和利さんが出演しました。
(以下 梅村=梅村和利、堀江=堀江貴文、田中=田中菜津美)

年々拡大しているサウナマーケット

田中:「まずはじめに、SAUNA HOUSEはどのような会社ですか?」

梅村:「大きいサウナ施設だとか、プライベートサウナ、店舗のサウナももちろんなのですが、一般家庭への普及にも力を入れております。1~2人用の家庭用から大規模施設のサウナまで規模の大小問わずに、出店の支援やサウナ関連施設の設計、施工、またサウナ関連商材の販売な度も全国に向けて行い、サウナの商業商社のような感じです」

田中:「今ってご家庭にサウナをつける方がいるのですか?」

梅村:「僕の家にもついています。笑」

田中:「大きくなくてもサウナに入りたいという方は、多いのでしょうか?」

梅村:「そうですね!今はサウナブームと言われていますけど、これまでのサウナブームって店舗だとか、ホテルのサウナだとか、コマーシャルサウナのブームだったのですね。ただ、今って新しい別荘やゲストハウス、民泊施設を建てる時に、絶対にサウナが計画されるのですね。こうなると、今から新しく家を建てるという人も、一定数サウナの導入が進んでいるんです。サウナマーケットがとても広がっています」

田中:「福岡でも、個室サウナなども増えていますもんね。ご自宅は、これから一軒家建てますという方につけることが多いのですか?」

梅村:「それも多いのですが、実は僕の家は賃貸マンションなんですよ(笑)賃貸マンションにもあとから付けれてしまうというぐらい簡単にインストールができます。」

田中:「工事はどのぐらいかかるんですか?」

梅村:「1日です(笑)設置場所については、お風呂場はスペースが決まっていることが多いので、リビングのようなスペースに置くことが多いです。または、テラスが広ければ屋上やベランダ、お庭など屋外、屋内問わず設置できます。」

田中:「依頼数的には多いのですか?」

梅村:「年々すごく拡大していますよ」

自宅サウナに着目したきっかけ

田中:「梅村さんがサウナにハマられたきっかけについて教えてください」

梅村:「3年前ぐらいから、経営者・起業家・金融機関の方々などと打ち合わせをする時に、サウナ施設に呼び出されるということが目に見えて増えてきたんですよ。公衆サウナでなく、プライベートサウナみたいなものが多く、90分や2時間、サウナで打ち合わせをしていたんですね。こういうビジネスとサウナってすごく相性がいいなと思ったところから、どんどん深掘りしていってみようかとハマっていきました。」

田中:「自宅につけたら面白いのではないかと思ったきっかけは何でしょうか?」

梅村:「サウナといえば北欧・フィンランドが有名なんですけど、フィンランドって日本の7割ぐらいの国土なんですけど、550万人しかいないんです。それなのに550万人で、サウナが330万機あるんですよ(笑)国民の幸福度も7年連続1位だとか、国民が楽しく働きながら暮らしていたりしていて…。日本にもサウナが増えたら、日本も幸福の実感度が上がるのではないかと思いましたね。今の日本は、1億2000万人でサウナが1万2000機しかないんですけど、今から一般家庭の導入が爆発的に進んでいくと、サウナビジネスも急成長していくだろうということで、始めてみました」

田中:「堀江さんは普段サウナは行きますか?」

堀江:「僕はあんまり行かないんですよ。僕がサウナをやるとしたら、絶景系やエクストリームなものしかやらないです(笑)」

田中:「サウナ✖︎〇〇みたいなものが今は流行っていますね。例えば旅だとか絶景とか」

堀江:「そうなんです。そういうのがないと、モチベーション湧かないんですよね(笑)。都市型のサウナはあんまり行かなくて、僕はサウナは、自然を感じるアイテムとしてあるみたいな感覚です」

別府温泉ぶっかけフェス「BOB2024」について

堀江:「8月末に別府温泉ぶっかけフェスをするんですけど、今年はサウナランドフェスというのも一緒にやりますよ。サウナは20種類ぐらいあると思いますし、実現できるかはわからないけど、うちのオンラインサロンの会員が100人入れるサウナを計画中です。超巨大サウナの中で、ボクササイズやショーなどパフォーマンスをする予定です。」

梅村:「エンタメ感半端ないですね」

堀江:「そうそう、エンタメサウナ!僕、サウナに足りないものはエンタメだと思っていて、汗水垂らしながらじっとしているのがかなり苦手なんですよね(笑)エンタメがあるといいかなあと思っていますね」

田中:「サウナってやったことないんですけど、ずっと耐えなきゃいけない、キツイんだろうなというイメージが先にあるので、エンタメがあったら楽しそうだなと私も思いますね」

堀江:「ちなみにぶっかけフェスは、サ飯もいっぱりありますし、なんでもあります!サウナも梅村さんに売ってもらおうと思っていて、サウナを買いたいなと思ったらその場で契約いただけますよ」

梅村:「買えるサウナばっかりを用意しておきます。もちろん配達設置もしますよ」

田中:「ちなみにサウナは、いくらぐらいからあるんですか?」

堀江:「一番安いのはテントサウナで、10万円や15万円からです。家につけるサウナもコスパが良いものは50万円から販売しています。」

梅村さんが感じる海外と日本のサウナの違い

田中:「海外と日本のサウナの違いってありますか?」

梅村:「国によって本当に文化が違うんですよ。日本はフィンランド式サウナといって、ロウリュをするのがブームなんですが、本当のフィンランドのサウナは、暖かくなくて60°や65°でゆっくり入る感じなんですよね。ロウリュをすると体感温度が上がって一気に汗かくので、それも気持ち良いんです。それと、フィンランドに行くと砂時計や温度計が結構ないんです。だけどドイツ人は、『今何度?』『水風呂何度?』と気にしたり、すごく国民性が分かって、お国柄が面白いです。日本も店舗でしかサウナに入る機会がなかったので、今後家庭や数が増えてきたら、もっと色々な楽しみ方が自由度が増すのではないかと思っております」

田中:「熱波師さんも人気の方は、出張で行ったりなどする方もいるそうですね?」

梅村:「チケットが取れない熱波師さんもいますね。技術ももちろんあると思うんですがやっぱりエンタメ性がすごく上手かったり、単純に技術だけではない気がしていますね。ちなみに僕の妻も熱波師検定を受けて、今サウナを一緒に楽しんでいます」

田中:「今後はイベントやフェスにサウナを出すことも考えていますか?」

梅村:「そうですね、呼んでいただけたら出したいですね」

タイムパフォーマンスが高いサウナ

田中:「堀江さんに何か質問はありますか?」

梅村:「堀江さんは絶景のサウナに行ったりしているとお聞きしたんですけど、サウナとビジネスの親和性について知りたいですね。経営者の方ってサウナ好きな方多いですよね? ゴルフとサウナだったら、誰でも繋がれるみたいなのを僕自身感じていて…」

堀江:「はい、実際のところすごい多いですね。僕の周りの方もサウナ好き多いです」

梅村:「サウナはタイパもいいですもんね。ゴルフだったら1日かかってしまうけど、サウナだったら2時間で終わりますもんね」

田中:「最後に何かリスナーさんにメッセージがあれば梅村さんからお願いします」

梅村:「日本のサウナブームじゃなくて文化にまで定着するぐらい普及させていこうと思っていますので、ゴルフもサウナもよろしくお願いします」

堀江貴文の長尺ワイド番組「ホリスペ」!SAUNA HOUSEの代表・梅村和利が語るサウナマーケット

今や人気店は、行列を作るほどのサウナブーム。そんな中、自宅でゆっくりとサウナを楽しみたいという方は、是非「サウナハウス」で検索してみてください。そして、サウナのショールームが湘南(THE OUTLET湘南平塚)にあり、今後は北九州にも出す予定という梅村さん。今後もどのようにサウナ界隈を盛り上げていくのか、目が離せません…!