デザイナー大城健作による彼の与論島の建築作品のためにデザインされた「YORONラウンジチェア」
2024年6月13日、バイ インテリアズは新たな家具「YORONラウンジチェア」を発表しました。この椅子は、鹿児島県の奄美群島にある与論島からインスピレーションを受けており、デザイナー大城健作が自然と調和するデザインを目指しています。与論島は「東洋の真珠」とも称される美しい島で、その自然環境はデザインの源泉となっています。大城健作はこの島の豊かな自然を背景に、屋外でも屋内でも使用できるラウンジチェアを創り出しました。この椅子は、その場の環境に溶け込むようなデザインで、どんな空間にも自然に調和します。
与論島の自然を感じさせるデザインの「YORONラウンジチェア」
「YORONラウンジチェア」は、大城健作の与論島における初の建築作品として特別な位置付けを持っています。チーク材の重厚感と、高耐久性を備えたPVC素材のシートが特徴で、自然の一部のような外観を実現しています。フレームのデザインは、島の風景を象徴するような曲線を用いており、座る人に心地よさと安らぎを提供します。この椅子を通じて、大城健作は自然との共存をテーマにした作品を創り出し、使う人々に対して自然への敬意を感じさせることを意図しています。
デザイナー 大城健作
ミラノで数々のデザイン建築事務所で経験を積み、2004年-12年はミラノのLISSONI ASSOCIATI、2012-15年はロンドンのBARBER&OSGERBYで勤務。2015年にミラノで独立、KENSAKU OSHIROを設立する。
これまで世界を代表する会社、ブランドと数多くのプロジェクトの開発に携わり、その領域は建築から家具、生活用品全般のプロダクトまで多岐に渡る。RISING TALENT AWARD、DESIGN REPORT AWARD、IF Design Award金賞、EDIDA Designer of the Yearノミネートなど受賞歴多数。
アウトドアとインドアの両仕様
「YORONラウンジチェア」には、アウトドア仕様とインドア仕様の二つのバージョンがあります。アウトドア仕様は、チーク材のフレームとPVCのシートを採用し、水や日光に強い素材を使用しています。
これに対し、インドア仕様はアッシュ材をフレームに使用し、ペーパーコードで編み込まれた座面を特徴としています。どちらのバージョンも、長時間の使用に耐えうる快適な座り心地を提供し、デザインの美しさを損なうことなく実用性を保っています。
技術と伝統の融合させる「by interiors(バイ インテリアズ)」による製作
イタリアのハイエンドブランドを取り扱うインテリアズが、世界に通用するモダンデザイン、技術、クオリティを学び培ってきた知識を基に創りあげた、日本オリジナルブランドです。
by interiors は、2011年のTEEテーブルの発表からブランドストーリーが始まります。アルミハニカムパネルを使用したTEEテーブルは、洗練されたデザインと美しいディテールの集積により、究極にシンプルでありながら汎用性が高いプロダクトとして、オフィスや商業施設、住宅など、幅広く採用されてきました。その後、世界で活躍する個性豊かなデザイナーたちとの積極的な協業と、独自の審美眼で選び抜かれた素材、日本の優れたテクノロジーや伝統技術を掛け合わせながら、世界に類をみない革新的なプロダクトを作り続けています。
“Silent Quality”をコンセプトに生まれた、静謐で、心地よく、美しく構成するby interiorsの製品。より良い空間、豊かな暮らし、新しい文化を創造することを目指し、永く愛されるサステナブルなデザインは、リミットレス、ボーダレス、タイムレスな価値観を、日本、そして、世界へ届けます。
繊細なデザインと与論島の自然との調和が見て取れる「YORONラウンジチェア」
デザイナー大城健作による「YORONラウンジチェア」は、与論島の自然からインスピレーションを受けた美しいデザインの椅子です。アウトドアとインドアの両仕様が用意されており、耐久性と快適さを兼ね備えています。このチェアは、日本の伝統技術と最新の素材技術が結合しており、長時間の使用にも耐えうる快適な座り心地を提供します。「YORONラウンジチェア」は、大城健作の繊細なデザインと与論島の自然との調和が見て取れる名作となる椅子となります。