建築家・彦根アンドレアがデザインする温故知新を感じる集落とつながる宿「古民家宿コロク」

八ヶ岳のふところ、長野県富士見町の時の流れを忘れさせる静謐な集落、小六（ころく）に、4月26日に建築家彦根アンドレアの手によって紡がれる「古民家宿コロク」がオープン。伝統ある古民家を守りつつ、現代の快適性を重ね合わせた、革新的ながら温かみのある空間がここにはあります。美しい自然と調和し、豊かな歴史を映す壁が話す古の物語。そんな歴史と新しさが共鳴する「古民家宿コロク」で、静謐な集落、小六（ころく）とつながる、そんな宿泊体験を感じることができます。

建築家・彦根アンドレアがデザインした温故知新を感じる宿「古民家宿コロク」

八ヶ岳の懐に抱かれた古民家宿コロクは、約100年前の歴史をもつ伝統的な建物と現代の快適さを融合させた宿泊施設です。環境建築家・彦根アンドレアによってデザインされたこの古民家宿は、エクセルギー概念を取り入れた断熱改修を施し、冬の厳しい寒さも和らげる暖かさを提供します。

伝統の囲炉裏を地元の石を使って復元し、和の風情溢れる団らんの空間を再現。イサモノグチのAKARIによる照明が、日本の情緒を感じさせる光を室内にもたらします。

古いものに新しい命を吹き込む

宿泊施設としての機能だけでなく、改装を通じて「古いものに新しい命を吹き込む」ことの可能性を実証する場ともなっています。畳スペースは庭の景色と共に心地よい昼寝ができる場所として、また西側の寝室では和紙職人千田崇統氏の手による和紙の壁が、心安らぐ睡眠を誘います。

そこには新しく加えられたヒノキの柱のおがくずを取り入れた柔らかな質感があります。寒い季節にも温かみのある室内で眠れるよう、ペレットストーブを備えるなど、快適性への配慮が随所に見られます。古民家宿コロクは、訪れるすべての人に「温故知新」の体験を約束します。

持続可能な暖かさをデザインに取り入れる「古民家宿コロク」

「古民家宿コロク」は、寒冷地の自然に囲まれながらも、持続可能な暖かさを提供します。

彦根アンドレア氏がデザインしたこの宿は、伝統的な古民家の魅力を保ちつつ、エクセルギーの概念を取り入れた最新の断熱技術で冬の寒さを和らげます。昔ながらの囲炉裏が再現されたダイニングエリア、和紙とヒノキの心地良い香りがする寝室など、日本の伝統美を現代の快適性と融合させたデザインは、訪れる人々に新しい体験と安らぎをもたらします。

エコフレンドリーなサウナを併設

また、体と心をととのえるための特別な空間がここにはあります。エコフレンドリーなアプローチで設計された貸切サウナ「古民家サウナコロク」では、サウナで温まることを推奨。

外に面したサウナは四季の移ろいを身近に感じられる場所で、五右衛門風呂での水浴後は、外のととのう場で心身のリフレッシュが期待できます。

土いじりから食卓へ「古民家宿コロク」で感じる集落とつながる田舎暮らし

「古民家宿コロク」では、集落の暮らしと一体となる体験を提供しています。宿の庭で自ら育てた野菜や果物を収穫し、それを食卓で味わうことで、土いじりの喜びと食の豊かさを実感できます。宿のすぐそばに広がる自然豊かな田園風景は、日常の喧騒を忘れさせる癒しの空間。手作りの食事と共に、地域文化への理解を深めながら、心温まる時間を過ごすことができます。この宿では、都市生活では味わえない「集落の一員」としての生活を体験し、地域との深いつながりを感じることができます。

集落とつながる移住体験のような宿泊施設「古民家宿コロク」

「古民家宿コロク」は、建築家・彦根アンドレアの設計により、自然と調和しながらも現代の生活を豊かにする宿として八ヶ岳の麓に誕生しました。八ヶ岳の豊かな自然に囲まれ、歴史ある伝統を守りながら新しい息吹を吹き込んだこの場所は、訪れる人々にとってただ宿泊するだけでなく、心を落ち着かせる避難所となり得ます。現開放感溢れるリビング、ゆったりと時を過ごせる庭、地元の風土を生かしたダイニング。これらすべてが「古民家宿コロク」が提案する、豊かな時間の流れと共に、訪れる人々にとって忘れられない記憶となることでしょう。

古民家コロク

客室：3 部屋、リビング、ダイニング
面積：約170㎡
料金：1 泊朝食付き 64,000 円（大人 2 名利用時、 税込み）〜
対象年齢：3歳以下添い寝無料、4歳〜12歳は5000円/人
lnstagram：https://www.instagram.com/kominka_koroku/
公式サイト：https://nennen-koroku.com/
住所：〒399-0101　長野県諏訪郡富士見町境11184