意外に知らない一戸建てを利用した戸建賃貸住宅による不動産投資のメリットとは!?

不動産投資と言われるとアパートやマンション経営を思い浮かべるかもしれないが、一戸建てを利用した戸建賃貸住宅も存在する。一戸建て住宅を自分で住むためではなく、賃貸目的に建築や購入をして家賃収入を得るものだ。自己資金が少なくても始められる不動産投資として注目を集めているが、どのようなメリットがあるのだろうか。

土地の形や立地に左右されにくい

所有している土地が狭い土地や変形地でも不動産投資ができるのが、戸建賃貸住宅の特徴だ。アパートを建築するには狭い土地であっても一戸建てならば十分な広さであることも多い。三角形のような変形地でも、一戸建ては間取りの自由度が高いために工夫次第で賃貸用の住宅を建築できるだろう。土地の一部だけ使って一戸建てを建てると言う方法も考えられる。また、駅から離れた場所でも戸建賃貸住宅なら入居者を獲得しやすい。一戸建てを探しているのは子どもがいるファミリー層が多く、騒がしい駅から距離のある静かな物件を求めている傾向があるからだ。ある程度土地の条件が悪くても不動産投資しやすいのが戸建賃貸住宅の大きなメリットである。

競合が少なく需要が高い

マンションやアパートは1つの土地に複数の住居を詰め込むことができるので、戸建賃貸住宅よりも効率が良いと言える。そのため、マンションやアパートの供給は多いが、一戸建ての供給は少なくなっている。しかし、賃貸ニーズは多様なものであり、ペットを飼える、庭があるなどのメリットがある一戸建てを求めている人も少なくはない。戸建賃貸住宅は競合が少ない上に需要もあるために、安定して入居者を確保できるメリットが存在する。

入居期間が長く安定している

戸建賃貸住宅の入居者はファミリー層が多く、入居期間が長い傾向がある。一戸建ては間取りが充実しているので、出産などをきっかけに引っ越しをすることは少ないからだ。そのため、空室の発生が少なく、安定して収益を得られるメリットがある。入居者募集のためのコストが押さえられるのも特徴だ。しかし、入居者が離れてしまうと長い間空室になりやすい注意点も存在する。引っ越しシーズンが過ぎてしまうと、半年以上入居者が決まらないケースもあるので、入居者の退去が決まったら次の入居者を確保するために積極的に行動することが求められる。

戸建賃貸住宅ならではのメリットを活かそう

一戸建ては狭小地や変形地でも建築できるのが特徴だ。競合も少なく、入居者が長い間利用するので安定した収入が期待できる一面がある。マンションやアパートによる不動産投資は効率的に土地を使うことができるが、戸建賃貸住宅だからこそのメリットが存在する。しっかり一戸建て住宅の特徴を理解して効率的な投資ができるようになると良いだろう。