「GOMITAIJI」による新たな視点で生み出された廃棄物原料のユニークなマテリアルたち
卵の殻や衣料品の端材などの廃棄物として捨てられているゴミを“素材”と捉えアップサイクルし、塗料や建材などの新たなマテリアルを生み出すことで社会・企業の課題解決に取り組む「GOMITAIJI」。これまでにない自由な発想によって彼らが開発してきたアイテムはユニークなものばかり。模様替えやちょっとしたDIY、オフィスや店頭の空間作りにもおすすめなGOMITAIJIオリジナルの製品の一部をご紹介します。
デニムから生まれたインディゴ塗料「NURU DENIM」
大手デニム工場から排出される端材を活用して開発された左官材「NURU DENIM」。日本国内では、工場から排出される洋服製造時の端材が年間約45000tにものぼります。この排出されるデニムの端材を粉砕し、左官材へとアップサイクルしました。
NURU DENIMは接着剤を使用していないため、古くなったら水をかけて再度練り直すことで、また左官材として蘇ります。
また、生活の中で発生するキズや穴も補修可能なので、経年劣化にも強いのも特徴。
カラーバリエーションもインディゴブルー、ユーズドブラック、ストーンウォッシュの3色を展開しており、イメージに合わせた空間を演出できます。
それぞれ気品を感じさせる落ち着いた色味なので、寝室や住宅の外壁にも使いやすい左官材です。
コルクから生まれたパネル「RECORK WOOD PANEL」
飲食店やホテル等から排出されるコルク栓を活用して開発された建材「RECORK WOOD PANEL」。
飲食店やホテル等で日々消費されるワインやシャンパンのコルク栓をゴミとせず「素材」として着目、回収しアップサイクルしています。1枚1枚がタイルのようになっているため端を揃えて施工したり、レンガのように施工したり、貼り合わせによって空間の雰囲気を変えることのできるパネルです。
コルク栓を原料としているため、断熱性能・吸音性能・吸放湿性能に優れており、環境配慮の面だけでなく、製品の性能面でも優れています。コルク栓を敢えて細かく粉砕しすぎず、粗めに破砕することでコルク栓本来の味を残しています。
テレビボードや天井、扉など、さまざまな用途に活用できるパネルです。
ゴミから生まれる新たなマテリアルで、こだわりのデザインを。
GOMITAIJIではほかにも、鉛筆の製造過程で出る端材やペットボトルなど、さまざまなゴミのアップサイクルによる新たな素材の開発に日々取り組んでいます。より良い未来のためにゴミを減らすのはもちろん、環境に良い選択肢を選びたいけど、何から手をつけていいかわからない、そんな方も多いはず。まずは、身近な雑貨や空間づくりにGOMITAIJIオリジナルの個性的で地球にやさしいマテリアルを活用するのはいかがでしょうか。
公式サイト: 日本エムテクス公式サイト(販売代理店)