次世代クリエイターがミラノデザインウィークへの出展に挑戦!クラウドファンディングを実施中
学生やクリエイターを支援するプロジェクト 「bud brand(バッド ブランド)」が、『MILANO DESIGN WEEK 2022』(ミラノデザインウィーク)へ3年ぶりに出展。才能あふれる次世代のクリエイター達の挑戦を後押しするべく、現在クラウドファンディングを実施している。
bud brandプロジェクトとは?
一般社団法人 日本DESIGN BANKが立ち上げた、学生やクリエイターを支援するプロジェクト「bud brand」。才能あふれる次世代のクリエイター達が “日本のデザイン”を世界へ発信できる場として、2016年より2019年まで4年連続でミラノデザインウィークへの出展を支援し続けている。
しかし、2020年は新型コロナウイルスによって「ミラノデザインウィーク2020」が中止に。2021年はコロナ禍を鑑み、bud brandとしての渡航および出展断念した。bud brandは予測できない状況下にあっても、開催を希望に1年ほど出展準備を進めてきたが、中には卒業製作を兼ねた作品を完成させたにも関わらず、卒展も中止になり、ミラノへの出展も絶たれてしまった学生もいたという。
「DESIGNART TOKYO」に出展
2020年には初めての挑戦となるクラウドファンディングを実施。ミラノデザインウィーク出展予定の作品や過去の展示作品を、日本最大規模のデザインとアートのイベント「DESIGNART TOKYO」にて、披露することとなった。
しかし、本来の目的は『日本の学生やクリエイターが、世界でひと花咲かせる』こと。ワクチン接種が進み、少しずつ海外への渡航も緩和されつつある2022年は、今年こそミラノデザインウィークへ再挑戦するべく、準備を進めているという。2022年6月7日〜12日に開催される今回のミラノデザインウィークは、60周年の記念回。bud brandは2022年の募集作品だけでなく、3年間の作品から選定する予定とのことだ。
クラウドファンディング資金の使い道
クラウドファンディングで集まった資金の使い道は、以下の通り。
・ミラノ単独会場出展にかかる活動費(ミラノ、トルトーナ地区)
・作品スタジオ撮影費
・DESIGNART TOKYO 2022への出展へ向けての活動費
・ミラノデザインウィーク2022報告会の開催へ向けての活動費(2022年7月開催予定)
・学生、クリエイター支援の活動費
・人件費、諸経費、CAMPFIREの手数料
【シンプル応援】500円や【budオリジナルTシャツ – WHITE1枚】5000円、【bud brand 個人スポンサー】30000円など、さまざまな金額から応援が可能。くわしいリターンは、クラウドファンディングページを確認してほしい。
実施スケジュール
<支援受付締切>
2022年5月30日
<リターンの発送について>
支援受付締め切り後より発送準備を始め、7月中旬~8月上旬までを目処にリターンの履行をスタート。
<募集方式 All-in方式>
本プロジェクトはAll-in方式で実施。目標金額に満たない場合も、リターンが届けられる。
2022年
4月11日 クラウドファンディング開始
5月30日 クラウドファンディング
6月7日〜6月12日 ミラノデザインウィーク出展
7月 渋谷にて報告会の実施(リアル + web配信予定)
7月 クラウドファンディングリターン開始
10月 2022年ミラノの出展情報をまとめたパンフレットを配信(電子版)
才能ある若者の力を、世界に届ける機会に
世界的パンデミックによって、アートや文化を発表する機会が失われた数年。日本の才能ある若者が日の目を見るべく、ミラノデザインウィーク出展へのサポートを検討してはいかがだろうか。