東京の街を舞台にしたデザインとアートの祭典「DESIGNART TOKYO 2018」10月19日から開催!

Photo : Nacása & Partners

昨年国内外から大きな反響を呼んだ東京の街を舞台として行われるデザインとアートの祭典「DESIGNART TOKYO 2018(デザイナート・トーキョー)」のプレス発表と出展説明会、交流会が昨日、渋谷ヒカリエ8/COURTで行われた。

グランドコンセプト「Emotions~感動の入り口~」

若手気鋭デザイナーやアーティスト、世界的有名ブランドまで72会場、約200組が参加した昨年秋の「DESIGNART(デザイナート)」。グランドコンセプトは「Emotions~感動の入り口~」、1つの角が直角という以外は自由なルールを持つロゴには今年から「TOKYO」を加えられている。今年2018年は、表参道・外苑前や原宿・明治神宮前、六本木・広尾、渋谷・恵比寿、代官山・中目黒など最先端のファッションやデザイン、アート、建築、食文化を楽しむことができるエリアを舞台に100カ所以上を活用し、7万人以上の来場者を見込み、昨年よりさらに規模を拡大して開催する予定だ。交通機関との協力し合い、回遊システムの整備も検討中とのことだ。

会期は2018年10月19日(金)~10月28日(日)と10日間に拡大。

藤元明氏と永山祐子氏がDESIGNART Feature

今年のフィーチャークリエーターは、夫婦でもあるアーティストの藤元明氏と建築家の永山祐子氏の二人を起用し、初の大型コラボレーションを展示する予定だ。

スウェーデンをパートナーカントリーとして開催

今年からパートナーカントリーと言われるコラボレーション企画が始動。初回は外交関係樹立150周年であるスウェーデンとの共同プロジェクトとして「YOUNG SWEDISH DESIGN 2018」をワールド北青山ビルで開催予定。

スウェーデン大使館や関連する様々な会場で家具や アートを展示する。

DESIGNART TOKYOを盛り上げる様々な仕掛け

昨年同様に「DESIGNART TOKYO」は単に作品を展示するだけでなく、経済活動として購買も可能なユニークなイベントである。「インテリアローン、ショッピングクレジット」を推奨し、来場者が気軽にアートや家具を買うことができる。

それ以外にも30歳以下のクリエーターの発掘や育成を目的とした「UNDER-30」という若手支援プログラムを実施。通常有料の出展料が無償になる。

会期中は展示や「PECHA KUCHA NIGHT」などのイベントが催されるだけでなく、東京の街を舞台に出展者や来場者の交流が生まれることだろう。

 

Photo : Nacása & Partners

昨年から開催された「DESIGNART」は、都内72カ所で展示され、約4万2500人が来場し大盛況で幕を下ろした。正式名称も「DESIGNART TOKYO」とし、発起人の1人青木昭夫氏によると海外進出も視野に入れながら30年続くイベントを目指すと言う。

今秋、さらにパワーアップした東京の街を舞台にしたデザインとアートの祭典「DESIGNART TOKYO」に期待したい。エントリー締切は4月30日(月祝)。

DESIGNART TOKYO 2018 – デザイナート・トーキョー 2018

会期:2018年10月19日(金)~10月28日(日)10日間
エリア:表参道・外苑前/原宿・明治神宮前/渋谷・恵比寿/代官山・中目黒/六本木・広尾 来場者数見込み/出展箇所:7万人/100箇所以上
主催:DESIGNART 実行委員会
オフィシャルWEBサイト:http://designart.jp