Jamとリノベる、徳島県の官民連携の体験型施設「TurnTable」が渋谷区神泉にオープン!

2018年2月4日(日)に徳島県の体験型施設「TurnTable(ターンテーブル)」が渋谷区神泉町にオープン。「TurnTable(ターンテーブル)」は、Jam (Japan.asset management)と親会社であるリノベる、そして徳島県による官民連携の体験型施設だ。

Jamは元々専⾨学校であった築21年の建物を事業主である徳島県に紹介し、所有者である東急電鉄との間で10年間のマスターリース契約を締結、貸主として⼀部投資も行い、難易度の高い用途変更などをサポートして来た経緯がある。

更に、隣接する渋谷区の「神泉児童遊園地」に対し渋谷区と協議を重ね、Jamがリノベると連携して再整備を行い、地域と共にエリアの活性化を目指す。

官民連携体験型施設「TurnTable(ターンテーブル)」とは?

TurnTable(ターンテーブル)は、従来のアンテナショップとは異なり、食や宿泊の体験を通じて、徳島県の魅力に共感してもらう施設としてスタートする。

特に人から人へ情報の発信力、を求めるのに文化発生の地が望ましいと考え、その中心地のひとつ東京の新しいホットスポットである奥渋谷と言われる神泉にてチャレンジする決断を行い、この企画を、設計、デザイン、建築、運営、製品開発やイベント実施のクリエイティブ事業までを一気通貫で実行できるチームを、民間企業側で結成した。

徳島県が徳島の認知向上を目的に、地方創生の新しいチャレンジとして、高感度の人々が集う「都会のオーベルジュ」をテーマに運営される。徳島の食材を使った新しい「懐かしい」を感じさせる料理を提供するレストランやバル、旬の食材を購入できるマルシェを軸に、ニーズが大きい宿泊機能も設け、従来のアンテナショップとは異なる「体験型施設」として食や宿泊の体験を通じて徳島の魅力を伝える空間を提供できることが特徴となる。

1階

マルシェ(徳島の食材を販売する「街のマルシェ」)
バル(徳島の食材を使った軽食やドリンク,ランチBoxなどを販売)

2階

レストラン(徳島の食材を国際色豊かなシェフ陣が調理)30席
グループ用ドミトリー(3ベッド・貸切り)×2室

3階

シングルルーム×4室 ・個人用ドミトリー(8人部屋)
個人用ドミトリー(12人部屋)

4階

シングルルーム×4室
個人用ドミトリー(8人部屋)
個人用ドミトリー(12人部屋)

5階

スペシャルルーム(10ベッド・貸切り)

「神泉児童遊園地」と連携

「TurnTable(ターンテーブル)」は、Jamがリノベると連携して再整備を行う「神泉児童遊園地」とも連携する。

地域のために新しく生まれ変わった公共空間が「TurnTable」とともに、「奥渋谷」と言われる神泉エリアに新たなターゲットを呼び込み、周辺エリアの価値向上に寄与することを目指す。

 

「TurnTable(ターンテーブル)」が成功すると奥渋谷、新泉が活気付くだけでなく官民連携の新しいモデルケースになりそうだ。

TurnTable(ターンテーブル)

規模・構造 :鉄骨造 5 階建
用途 :専修学校⇒ホテル・飲食店・物販店舗
建築面積 :208.66 ㎡(63.11 坪)
延床面積 :866.61 ㎡(262.14 坪)
建物所有者 :東京急行電鉄株式会社
マスターリース :Japan.asset management 株式会社
賃借人・事業主 :徳島県
設計・施工 :株式会社 DIY 工務店、リノベる株式会社運営 :株式会社 R.project 他
TEL:03-3461-7733
URL:http://www.turntable.jp
所在地 :東京都渋谷区神泉町 10-3
東急東横線・田園都市線・JR・東京メトロ「渋谷」駅 約徒歩 10 分京王井の頭線「神泉駅」徒歩 3 分