「casa sole」は家族の人生とともに続く。比べてみる200年シュミレーション。
家を買ったら、買っておしまいではありません。
メンテナンスが必要です。何年かおきにメンテナンス費用がかかります。
「casa sole」では、三世代、約200年にわたってその土地で暮らすというライフスタイルを想定した考えのもと家造りに取り組んできました。
〝今〟だけを考えた「ローコスト住宅」と、「casa sole」の違いとは一体どこでしょうか?
メンテナンスが最小限なら、出費も最小限。
「casa sole」の外壁メンテナンスを見てみましょう。「casa sole」では、だいたい15年目を目安に外壁の補修が必要となります。「ローコスト住宅」に比べると、持ちの良さは1,5〜2倍の年数です。その理由は、「casa sole」の外壁にはガルバリウム鋼板という素材を使い、その取り付け方にもひと工夫されているからです。
「casa sole」の寿命は200年を想定しています。これを前提に考えると、外壁のメンテナンス回数は13回前後とみていいでしょう。基本的には塗り替えだけですみ、費用も約30万円です。単純計算で、「ローコスト住宅」と「casa sole」とでは、その出費に大きな差が生まれてくるようです。
「フローリング」と「フローリング調」の差。
メンテナンスは外壁だけではなく、床の張替えも必要です。
最近は、無垢の木材を床に敷くのではなく見た目がフローリングという「フローリング調」の建材を使う住宅が主流です。しかし、コストをかけないために「フローリング調」を採用した「ローコスト住宅」では、15年でメンテナンスが必要になってきます。家の中の一通りの床を張り替えるとしたら約80万円はかかるでしょう。
一方、「casa sole」の床には、無垢の木材が使われています。この床の耐用年数は、約20年とメーカーは考えます。しかし、耐用年数が来たからといって、総とっかえする必要はありません。修正が必要な箇所を張り替えれば良いのです。
床のメンテナンスという点で考察してみても、「ローコスト住宅」と「casa sole」とでは、メンテンスのサイクル及び費用の面で、大きな差が生まれます。約35年間を想定してもこんなに差が生まれるのですから、「ローン」+「メンテナンス費」200年後のゆくえを考えると差は歴然としています。
「世代を超えて受け継がれる家」の真価とは。
仮説の中だけでも、一つの土地に、一家族が家を建て、その暮らしぶりを200年間にわたって見直してみると、どういう家を建てるかで200年後には全く別の暮らしがまっているようです。
単純にお金の話だけをしてきましたが、お金だけではなく、一つの家を三世代にわたり大切に使って過ごしてきた一家と、何度も家を建て替えて過ごしてきた家族とでは、物に対する価値観が大いに違うのではないでしょうか。
長い時間の中で、現在の日本の住宅を考えると、使い捨てのように感じます。それは、長い目で見たお金というエネルギーだけではなく、地球資源というエネルギーの使い捨て、無駄使いに通ずるのではないでしょうか。
賢い選択はどちらか。一人一人の「選択」がきっと200年後の未来に大きな違いをもたらすことでしょう。