平屋と庭は、ひとつの部屋。「casa piatto(カーサ・ピアット)」が実現する、外部とつながる暮らしの設計思想

「庭は、家の外にある」という感覚を、どこかで当たり前のように受け入れていないでしょうか。2階建て住宅では、リビングから庭を眺めるとき、ガラス越しに「別の世界」を見るような距離感があります。しかし平屋には、その境界線を曖昧にする力があります。

casa piattoが持つひとつながりの「大きな部屋」

casa piatto 2018

「casa piatto(カーサ・ピアット)」は、地面に近く、庭とフラットにつながる平屋の特性を最大限に活かした設計思想を持っています。リビングの延長に広がるテラス、テラスの先に続く庭——それらはそれぞれ独立した「場所」ではなく、ひとつながりの「大きな部屋」として機能します。

「地面との距離」が、暮らしを変える

casa piatto 2018

平屋の本質的な魅力は、「地面と暮らす」ことにあります。2階建て住宅の1階リビングでさえ、基礎の高さ分だけ地面から浮いています。しかし平屋は、その浮遊感を最小限に抑え、大地との連続性を住まいの中心に据えます。
casa piatto では、リビングとテラスの床の高さをほぼフラットにそろえる設計が基本となっています。大きな開口部を開け放てば、室内と屋外の境界は消え、視線も体も自然に外へと誘われます。子どもが靴を履きかえるひと手間なく庭に飛び出していける、その気軽さが、家族の日常を豊かにします。

casa piatto 2018

また、地面が近いということは、土の匂い、草の感触、虫の声といった自然の情報が暮らしに直接届くということでもあります。都市に建つ家であっても、この「地面との対話」があるだけで、暮らしの質感は大きく変わります。casa piatto が提案するのは、そのような、自然と地続きの日常です。

軒下という「中間領域」が生む、豊かな時間

casa piatto 2018

日本の伝統的な住まいには、「縁側」という空間がありました。室内でも屋外でもない、曖昧な場所。そこでは、お茶を飲みながら庭を眺めたり、夕涼みをしたり、子どもが宿題をしたりと、生活のさまざまな場面が自然と展開されていました。

casa piatto 2018

casa piatto の深い軒の下に広がるテラスは、現代における「縁側」です。直射日光と雨を遮りながら、外気と庭の景色を存分に享受できるこの空間は、建築の言葉で「中間領域」と呼ばれます。内でも外でもない、その曖昧さこそが居心地のよさを生み出します。

casa piatto 2018

晴れた日の朝、コーヒーを手にテラスに出て、植えたばかりのハーブの香りを感じながら一日を始める。夏の夕方、軒下に椅子を出して家族でビールを傾ける。雨の日には、濡れずにテラスに立ち、軒先から落ちる雨の音に耳を澄ます。こうした何気ない時間の積み重ねが、「この家でよかった」という満足感を育てていきます。

庭を「もうひとつのリビング」として楽しむ

casa piatto 2018

縁側のような軒下空間があることで、庭はただ眺めるための「見せる空間」ではなく、実際に過ごすための「使う空間」へと変わります。室内とフラットにつながるテラスに椅子とテーブルを置けば、そこは即席の食堂になります。週末の朝食を外の風を感じながら食べる、子どもと一緒に星を眺める、雨の音を聴きながら本を読む——平屋と庭が地続きであることで生まれるこうした時間は、マンションや2階建て住宅では味わいにくいものです。

casa piatto 2018

庭の設計においても、casa piatto との相性を意識することが大切です。芝生を敷いて裸足で歩ける空間をつくる、シンボルツリーを一本植えてリビングからの眺めをつくる、小さな菜園で季節の野菜を育てる——どのアプローチも、室内と屋外がひとつながりであるという casa piatto の設計思想を豊かに補完します。

「外で過ごす時間」が、家をもっと好きにさせる

casa piatto 2018

住まいの豊かさを考えるとき、床面積や部屋の数だけが指標ではありません。「その家で、どれだけの時間を気持ちよく過ごせるか」という問いに対して、casa piatto は庭とテラスという答えを用意しています。

casa piatto 2018

屋外で過ごす時間は、心と体をリセットする力を持っています。自然光を浴び、風を感じ、季節の移ろいを肌で受け取る——そのような時間が日常の中にある家は、住む人をゆっくりと元気にしてくれます。

平屋と庭は、ひとつの部屋

平屋と庭は、ひとつの部屋です。casa piatto が提案するのは、その大きな部屋をめいっぱい使い、季節とともに暮らすライフスタイルです。庭に出るたびに、この家を選んでよかったと思える——そんな毎日が、「永年満足」の中身をつくっていきます。