アーティスト・村松亮太郎が手がける平和の祈りで世界を繋ぐアート「DANDELION PROJECT」が世界遺産・延暦寺に展示。
比叡山の静寂な空気に包まれた世界遺産・延暦寺で開催中の、NAKED, INC.創業者でアーティスト・村松亮太郎による「DANDELION PROJECT」。タンポポの綿毛が風に散らばるように、平和の願いが世界中に広がることを願って作られたこのアートを展示。釈迦堂という歴史ある場所で、現代アートが紡ぎ出す平和のメッセージは、来場者の心に深く響きます。
平和の祈りを込めたアート「DANDELION PROJECT」が延暦寺に展示
アーティスト・村松亮太郎が手がけるアートプロジェクト「DANDELION PROJECT」が、世界遺産・延暦寺の釈迦堂にて特別展示されています。2024年9月14日から12月8日までの期間、タンポポをモチーフにしたアートオブジェが、宗派を超えた平和を象徴するこの場所で、来場者を迎えています。
このプロジェクトは、2020年のコロナ禍にスタートしました。タンポポの綿毛が風に散らばるように、平和の願いが世界中に広がることを願って、世界各地に作品を設置してきました。今回の延暦寺での展示は、そんな願いが形になった象徴的な出来事です。
アーティスト・村松亮太郎
アーティスト/NAKED, INC.創業者/大阪芸術大学客員教授/長野県・阿智村ブランディングディレクター。1997年にクリエイティブカンパニーNAKED, INC.を設立以来、映像や空間演出、地域創生、伝統文化など、あらゆるジャンルのプロジェクトを率いてきた。映画の監督作品は長編/短編合わせて国際映画祭で48ノミネート&受賞。2018年からは個人アーティストとしての活動を開始し、国内外で作品を発表。 2020年には、分断の時代に平和への祈りで世界を繋ぐネットワーク型のアートプロジェクト「DANDELION PROJECT」を立ち上げ、世界各地での作品設置に取り組む。2023年には『G7広島サミット』における首相夫妻が主催する社交行事の演出を担当。
公式サイト:https://ryotaro-muramatsu.com
関連記事
世界を繋ぐアート、その想いと願い
新世代ギャラリストとして活動する川尻征司(SEIJI KAWAJIRI)は、自身がサポートをしているアートプロジェクト「DANDELION PROJECT」は、アーティストの村松亮太郎が、分断の時代に平和への祈りを込めたアートとして立ち上げました。タンポポの種が風に運ばれ、どこでも根を張り花を咲かせるように、平和の願いが世界中に広がることを願っています。
このプロジェクトは、世界各地で展示され、多くの人々に感動を与えています。特に、今回の延暦寺での展示は、宗教を超えた平和の象徴であるこの場所で、プロジェクトの理念がより深く理解される機会となります。
川尻征司(SEIJI KAWAJIRI)
内閣府認定 公益財団法人KAWAJIRI FOUNDATION設立者。公益財団法人KAWAJIRI FOUNDATIONでは、学業優秀でありながら経済的な理由により学費の支弁が困難な大学生に川尻育英奨学金を給付し、支援している。また、世界を繋ぐアートプロジェクトDANDELION PROJECTのサポートやTHE GALLERY HARAJUKUの設立など、アート&カルチャーの新潮流を作るアーティストの支援を行う新世代ギャラリストとしても活動。「世の中を、より良く」を指針として、教育、アート&カルチャー、食などの分野で活動している。著書に『GLOBAL CITIZEN グローバル・シチズン 世界標準の自分らしく夢を叶える7ルール』がある。
川尻征司 公式サイト:https://www.kawajiriseiji.com/
宗派を超えた平和の象徴の地で
延暦寺は、天台宗の総本山として、古くから平和を祈る場として知られています。「一隅を照らす」という教えは、このプロジェクトの理念と深く共鳴し、今回の展示は、その精神を現代に伝える試みと言えるでしょう。
また、比叡山坂本エリアのナイトウォークイベントとの連携により、より多くの人々にこのプロジェクトを知ってもらう機会が増えました。昼夜問わず、平和への祈りが広がっています。
平和の大切さを気づかせてくれる「DANDELION PROJECT」
世界遺産・延暦寺で開催された「DANDELION PROJECT」は、アートを通して平和の大切さを改めて私たちに気づかせてくれました。タンポポの花言葉である「誠実」「希望」のように、このプロジェクトは、人々の心を繋ぎ、平和を求める人々の想いが集結します。