建築家の隈研吾や内藤廣もデザインに加わる2026年春にオープン予定の「TAKANAWA GATEWAY CITY」のまちびらきが来年3月に開催!

2025年春、東京に未来都市が誕生します。品川車両基地跡地に建設される「TAKANAWA GATEWAY CITY」は、単なる商業施設を超え、持続可能な社会の実現を目指す実験場です。隈研吾や内藤廣など、世界の建築界を牽引する巨匠たちがデザインを手掛けたこの街は、歴史と未来が融合する新たなランドマークとなるでしょう。

TAKANAWA GATEWAY CITY、いよいよ誕生!2025年3月27日まちびらき

TAKANAWA GATEWAY CITY

品川車両基地跡地に誕生する、都心最大級の複合施設「TAKANAWA GATEWAY CITY」が、2025年3月27日にいよいよそのベールを脱ぎます。世界的に活躍する建築家、隈研吾や内藤廣もデザインに携わり、注目を集めているこのプロジェクト。高輪ゲートウェイ駅に直結し、羽田空港からもアクセス抜群の立地です。

TAKANAWA GATEWAY CITY

まちびらき時には、象徴的なツインタワー「THE LINKPILLAR 1」が開業。オフィスや商業施設に加え、国際交流の拠点としての機能も担います。また、高輪ゲートウェイ駅も全面開業し、新たな都市の玄関口となります。

「地球益」の実現を目指す、100年先の未来都市

TAKANAWA GATEWAY CITYは、単なる商業施設ではありません。この街は、「100年先の心豊かなくらしのための実験場」として、地球環境や社会課題の解決に積極的に取り組むことを目指しています。

「地球益」という概念を掲げ、経済活動と環境保全の両立を目指します。具体的には、再生可能エネルギーの活用、循環型社会の実現、そして多様な人々が共生できるコミュニティの形成などが挙げられます。

スタートアップエコシステム、文化施設、都市OS…多様な取り組みで新たな価値を創造

TAKANAWA GATEWAY CITY
高輪リンクラインイメージ(画像:左)/ TAKANAWA LINK SCAPE イメージ(画像:右)

TAKANAWA GATEWAY CITYは、単なる商業施設にとどまらず、イノベーションを創出する新たなプラットフォームを目指しています。多様な取り組みを通じて、人々の生活を豊かにし、持続可能な社会の実現に貢献します。

1. スタートアップエコシステムの構築

世界中のスタートアップ企業が集まる「TAKANAWA GATEWAY Link Scholars’ Hub」を設け、ビジネスアイデアの発想から事業化までを支援します。大企業との連携や投資家とのマッチングなど、スタートアップが成長するための環境を整え、新たなビジネスモデルを生み出すことを目指します。

2. 文化施設「MoN Takanawa」

「MoN Takanawa: The Museum of Narratives」は、アート、デザイン、テクノロジーなど、様々な分野のクリエイティブな活動が集まる複合文化施設です。展覧会やワークショップ、ライブパフォーマンスなど、多様なプログラムを通じて、人々に新たな発見と感動を提供します。

3. 都市OSの導入

都市のあらゆるデータを統合し、分析することで、より快適でスマートな街を実現する「都市OS」を導入します。このシステムを活用し、交通、エネルギー、防災など、様々な分野のサービスを最適化します。例えば、混雑状況に応じて交通ルートを案内したり、建物のエネルギー効率を向上させたりすることが可能です。

高輪築堤の保存と活用で、歴史と未来をつなぐイノベーション拠点

TAKANAWA GATEWAY CITY
THE LINKPILLAR 2 から第7橋梁部を眺めるイメージ(画像:左)/(画像:右)

高輪築堤は、日本の近代化を象徴する重要な歴史的遺産です。TAKANAWA GATEWAY CITYでは、この貴重な歴史を未来へと繋ぎ、新たな価値を生み出す取り組みを進めています。

1. 高輪築堤の保存と公開

国指定史跡である高輪築堤の一部を保存し、一般公開することで、多くの人々に歴史に触れる機会を提供します。特に、第7橋梁部や公園部などは、当時の姿を可能な限り復元し、来訪者に歴史的な体験を提供します。また、VRやARなどのテクノロジーを活用し、築堤が建設された当時の様子を再現するような展示も予定しています。

2. 歴史と未来を融合させた空間

高輪築堤周辺には、歴史的な要素と現代的なデザインが融合した空間を創出します。例えば、築堤の石材を再利用した壁面や、歴史的な写真や図面を展示するギャラリーなどを設けることで、来訪者が歴史と現代を同時に感じられるような空間を提供します。

3. 地域住民との共創

高輪築堤は、地域住民にとって大切な歴史的遺産です。地域住民と連携し、高輪築堤に関するワークショップやイベントを開催することで、地域の歴史に対する理解を深め、愛着を育みます。また、住民が主体的に参加できるような仕組みを構築し、地域全体で高輪築堤を活かす取り組みを進めていきます。

4. イノベーションの拠点

高輪築堤を舞台に、新たなイノベーションを生み出すための取り組みを進めます。例えば、スタートアップ企業が、高輪築堤の歴史や文化をテーマにした新たな製品やサービスを開発するような支援を行うことも考えられます。また、高輪築堤を題材としたアート作品を展示するなど、創造性を刺激するような取り組みも展開していきます。

人々が共生できる豊かな未来都市を目指す「TAKANAWA GATEWAY CITY」

「TAKANAWA GATEWAY CITY」は、持続可能な社会の実現に向けた新たな一歩を踏み出します。スタートアップ企業の育成や文化の発信、そして歴史的資産の保存など、多様な取り組みを通じて、人々が共生できる豊かな未来都市を目指します。この街が、世界の都市開発のモデルとなり、より良い未来を創出していくことが期待されます。