SNS映え必至！ユニークな仕掛けが盛りだくさんのニュージーランド・クライストチャーチの「C1 Espresso」

カフェ文化が根付ているニュージーランド。街中には、いたるところにおしゃれなカフェを見つけることができる。ぜひニュージーランドを訪れた際は、スターバックスなどのチェーン店ではなく、オーナーの個性が光るカフェを訪問してほしい。お店のよって特徴や雰囲気が異なり、カフェ巡りを楽しんでいる人も多いのだ。クライストチャーチにある「C1 Espresso」は地元の人に愛されており、常に客に楽しんでもらえるよう新たなメニューの開発に精を出しているのだとか。客を驚かせるユニークなメニューの数々は、SNS映え間違いなし。

クライストチャーチにある人気カフェ

「C1 Espresso」は地元の人はもちろん、海外旅行者も訪れる人気店。一度は2011年の震災で休業したものの、その後地元を盛り上げるため、他のどこのお店よりも早く再オープン。店の周りは美しい緑で囲まれている。カフェとは思えないほどクラシカルな雰囲気で、入り口も重厚なつくり。中に入ると、一気にその世界観に引き込まれる。

店内はとても広く、子どもからお年寄りまで、幅広い客層で埋められていた。店内に入ってまず驚いたのが、天井に張り巡らされた透明なパイプのようなもの。実はこれは、客を楽しませる仕掛けの1つだという。随所に使われた丸い電球が可愛らしく、暖色の光で明るく店内を照らしている。

日本では最近モダンでスタイリッシュに仕上げる無機質カフェが流行っているが、こちらはレトロな空気を感じさせるカフェ。カウンターも、どこか老舗のバーカウンターのようにも見える。水のサービスも他のお店のようにボトルが置いてあるのではなく、なんとミシンがウォーターサーバーとなっているのだ。

壁には、なぜか日本語で書かれた漫画のワンシーンが飾られている。オーナーによると「雰囲気が格好良かったので飾った」とのこと。日本語を読める人なら、注目せざるをえないはず。

先ほどご紹介した天井のパイプは、実は商品を運ぶ通路のようなもの。このパイプの中を通って注文した商品がテーブルに届く仕組みになっている。「ポテトが空を飛ぶ」風景を楽しみに、お店を訪れる人もいるのだとか。

ポテトを注文すると、このような筒状の容器にポテトが入って運ばれてくる。子どもはもちろん大人も楽しめる。

カリッと少し表面が硬めのバンズに、食べ応えのある肉が挟まれたバーガーは絶品。甘みのあるソースとの相性が抜群だ。日本のカフェで想像する軽い食事メニューではなく、しっかりとランチやディナーシーンでも利用できる。

ニュージーランドのカフェではコーヒーが鉄板だが、こちらの紅茶は見た目も可愛い。マッチ箱のようなものに茶葉が入っており、自分で淹れる方式。小さな箱が可愛らしくて、思わず写真を撮りたくなる一品だ。

こちらはチョコレートドリンクにミルクを入れて、ピンクの綿あめを溶かしていただく「pink hot chocolates」。思わず目を引くビジュアルで、女子人気も高そうだ。

そして、一番興奮したのがこちらのアイスティー。化学の時間で見たようなフラスコに青いドリンクが入っており、注射器には黄色いものが入っている。実験のような雰囲気に、飲む前からワクワクしてしまう。

注射器の黄色い液体と混ぜ合わせると……

なんと鮮やかなピンク色に変化！　氷が溶けてくると中に入っていた花びらも見えてきて、SNS映えすること間違いなし。「C1 Espresso」のユニークな仕掛けや美味しいメニューには、驚かされるばかり。常に新しいメニューを考えているとのことなので、いつなんど訪れても楽しめるだろう。

■詳細情報
・名称：C1 Espresso
・住所： 185 High St, Christchurch Central, Christchurch 8142,NZ
・営業時間：毎日7:00〜21:00
・定休日：なし
・公式サイトURL：http://www.c1espresso.co.nz/