最小単位のパーツを組み合わせた「casa cago(カーサ・カーゴ)」は間取りに無駄の無い平屋の住まい
パズルのように部屋を自由に組み合わせて作れる住宅があったら、個人の好みに合った形状や間取りの家の建築が可能になる。こうした発想を実現したのが、「casa cago(カーサ・カーゴ)」だ。「casa cago(カーサ・カーゴ)」は、環境に合わせて様々なプランを用意している。平屋建てならではの強みを持った「casa cago(カーサ・カーゴ)」とは、どんな住宅なのだろうか?
6畳のカーゴを組み合わせるcasa cago
casa cagoは、住居として必要な6畳という最小単位のカーゴを組み合わせる住宅で、間取りに無駄が無い。従来型の住宅は、家族構成の変化により部屋が余って物置と化すケースが珍しくないが、casa cagoなら、こうした弊害が生じなくて済む。複数のカーゴを好きな形状に組み合わせて自宅を作り上げられるのだ。細長い土地なら横1列に並べても良いし、中庭が欲しいならコの字型に設置しても良い。casa cagoは平屋建てだから、どんな形でも耐震性が弱まる心配がない。
casa cagoを庭の離れとして使うプラン
casa cagoの利用法は様々だ。庭の一角にカーゴを1個だけ設けて、離れとして使うプランがある。母屋から独立した建物が敷地内にあれば、親世帯と敷地内で同居しつつ、事実上の別居生活も可能なのだ。また、隠れ家的な住宅としても役に立つ。ステレオで音楽を聴いたり楽器を演奏したりする際にも、家族に気兼ねなく楽しめるだろう。さらに、庭仕事の物置としても利用できる。カヌーやスノーボードといった趣味のアイテムを収納して、自宅を広く使えるのだ。カーゴ1つだけなら、建物価格は298万円からという低価格で済む。
casa cagoを海辺に並べるプラン
casa cagoは、海がお似合いである。海岸にcasa cagoを横1列に並べると、ビーチハウスの完成だ。カーゴ3つだけでリビング・キッチン・バスルームを備えられる。このほかにサーフボードやシーカヤックを収納するカーゴを付け加えても良い。横1列のカーゴの前にウッドデッキを設置すれば、波音と潮風を楽しめる海の別荘が出来上がる。建物価格は830万円からだ。海好きの人間なら、一般的な別荘よりずっと安く手に入れられるcasa cagoは魅力的に映るだろう。
casa cagoを山辺に建てるプラン
山並みを眺められる里山に8個のカーゴが中庭を囲む形で左右に並ぶプランも人気を博している。中庭を挟んで居室を左右に振り分けたサイドウイングがあると、外部の目を気にせず開放的な生活が可能となる。カーゴの個数が8個でも1,820万円からであり、リーズナブルな価格と言えるだろう。
安価で人生を豊かにするcasa cago
casa cago(カーサ・カーゴ)は、同一建材を用いたカーゴを組み合わせて作るので、大量生産により大幅なコストダウンが可能だ。カーゴ1つだけなら、300万円もかからずに建てられる。個人の事情に応じて必要な部屋数だけを確保できるため、無駄が無い建築物と言えよう。自宅の庭だけでなく、海や山など好きな場所に建てて隠れ家生活を楽しめる素敵なアイテムなのだ。