メディアからも注目の「mobile casa」開発者が【一般社団法人 日本タイニーハウス協会】を設立

メディアからも注目の最新トレーラーハウス『mobile casa』開発者が理事長を青木隆一として【一般社団法人 日本タイニーハウス協会】を設立。日本でのタイニーハウスやトレーラーハウスの発展と新しい住まい方の可能性について認知を広げることを目的として2021年4月1日に設立された。

タイニーハウスやトレーラーハウスの普及や発展を目指す

理事にはタイニーハウスの普及を進めるYADOKARIのさわだいっせいやウエスギセイタ、casa cubeなど商品住宅で知られるカーサ・プロジェクトの役員が加わっている。

タイニーハウスやトレーラーハウスの開発・販売だけでなく、これらの選び方や施工先の相談の場を増やすことで、日本での更なる普及を目指す。またこの一般社団法人 日本タイニーハウス協会では現在、個人、企業、団体の入会を募っている。

最新トレーラーハウス『mobile casa』とは!?

社団法人化に先がけて発表された『mobile casa』は、“移動”と“居住”の両方をかなえる最新トレーラーハウス。高まるモバイルハウス需要に応えるべく各分野のプロフェッショナル達により共同開発された。

発表後には人気雑誌や情報TV番組に多数取り上げられるなど、日本でもトレーラーハウスやモバイルハウスへの期待値の高さがうかがえる。現在、大きさや内装のバリエーションを増やした『mobile casa free(モバイルカーサフリー)』の開発にも着手。さらに社団法人化により更なる認知拡大や普及を狙っている。

日本でのトレーラーハウス・タイニーハウスの背景

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アメリカから始まった『タイニーハウス』とは、およそ30平米以下を基準に小屋のような定着型のものを指す。また、同様の形状にタイヤが付いた移動式のものは『トレーラーハウス』と定義されている。

日本ではキャンピングカーとしての馴染みはあるものの、前述のような『トレーラーハウス』や『タイニーハウス』は認知度が低く、ユーザーが興味を持ったとしても依頼先や問い合わせ先が少ないのも実情だ。

さらにコロナ禍でのリモートワークや在宅勤務が浸透する時勢においては、本社ごと拠点を地方へ移すなどオフィスの在り方も問われている。インターネットインフラが整った現代では、一つの住居に固執しない多拠点居住やミニマルライフなど住まい方の選択肢も増えており、『タイニーハウス』『トレーラーハウス』の需要が高まっていると言えるだろう。