段差が無い安全と安心、平屋住宅のメリットが感じられる「casa piatto(カーサ・ピアット)」
大きな地震が起きるたびに求められることが家の頑丈さだ。いにしえの時代より地震に悩まされてきた日本では、低層の建物が重宝されて来た。しかし、2006年に三階建建築物の許可要件が緩和されて以降、三階建を希望する人も多くなっている。今回はモダンなデザインエッセンスを取り入れた「casa piatto(カーサ・ピアット)」の平屋住宅のメリットを紹介してゆく。
地震に強い平屋住宅
casa piatto の平屋住宅の良さは高い耐震性を兼ね揃えていることだ。日本の住宅は古くより木造が多く、伝統的に平屋がほとんどだ。平屋住宅は地面に根付く作りで、構造力学的に安定した、理にかなった建築であることは万国共通である。また、casa piatto はイタリア語で「お皿」という意味を持つ。地面に根付くどっしりとした外観、できるだけ平らにデザインされた屋根が安定さを家にもたらすのである。
住む人のコミュニケーションがスムーズになる
casa piatto の間取りはLDKが家の中心にくるように設計していることが特徴だ。どの部屋からでも、行き来がしやすいことで家族間のコミュニケーションがスムーズになる。それにより、難しい年頃の子供が居る家庭でも会話の機会が増えるだろう。また、セキュリティ面でも移動がしやすいことは特に小さな子どもがいる家庭ではメリットがある。咄嗟の際、すぐに駆けつけることができる平屋住宅の構造は合理的な空間と言えるのだ。さらに、四季折々のの風景を楽しめることも特徴である。
世代を超えて長く使える
平屋住宅のワンフロアという構造は家族間のコミュニケーション以外にも歳を重ね、ライフスタイルの変化が発生しても長く使えることも特徴だ。年月が経ち夫婦2人だけになった時は平屋の方が掃除など、家のメンテナンスも負担が少ないメリットがある。また、2階から階段を使って上り下りの手間が無いのは自身が高齢化しても利便性が高い。さらに、子育て世代は子どもを抱きかかえて、部屋から部屋への移動が多く段差が無い平屋住宅の方が合理的である。バスルームやトイレなど生活に必要な動線が全てフラットであることは世代を超えて重宝されるのだ。このような理由からcasa piatto は世代を超えて、長く使えると言えるだろう。
日本の風土に合う「平屋住宅」の良さとモダンデザインの融合が感じられる住宅
「casa piatto(カーサ・ピアット)」は日本伝統の平屋住宅にモダンなデザイン性を取り入れ、長く住むことを前提にした家づくりが特徴だ。モダニズムに始まるシンプルなデザイン、合理的な家づくりは日本でもメリットが大きいはずである。また、軒の高さを110センチにして日本の住宅よりも高い構造にしている。それにより広いフラットな屋根が、夏の強い陽射しを遮る、日本の気候にも配慮された住宅だ。