家の中心になるライフスタイルのシーンを作る「casa rozzo(カーサ・ロッツォ)」のワークテーブル

家の中でも人が集まる所「キッチン」。住む人“らしさ”を大切にする画期的な住宅「cassa rozzo」のキッチンの対面には、ワークテーブルが備えられている。

夕食を作りながら子どもとの会話を楽しんだり、アイロンをかけながら団欒の時間に参加したり。単なる作業台ではなく、そこに住む人や家族のライフスタイルのシーンを作る仕掛けやきっかけとなる。

住む人を主役とする「casa rozzo」とは

住む人”らしさ”を主役とした「casa rozzo」は、ラフさを感じさせつつ、自らのスタイルも確立させる住宅。「バリエーションを選べる」ということを最大の特徴としており、間取りや住宅サイズ、内装のデザイン・テイストを5つのパターンから選ぶことができる。

またそれぞれのテイストはあるものの、住む人”らしさ”を表現できるよう、シンプルな空間を目指した。お気に入りのポスターを貼ったり、好きなインテリアを揃えたりして、”らしさ”を加えられるのである。

ワークテーブルから生まれる整った動線

内装プロデュースを手がけた「ファクトリー・ツール」代表取締役である植松和典さんが「casa rozzo」と他の家の違いとして挙げるのが、素材感は違えど、どのデザイン・パターンでも備わっているワークテーブルの存在。

ワークテーブルは、キッチンと対面して備え付けてある。夕食を作りながら育児や、子供の宿題を教えたり、アイロンをかけながら、団欒の時間に参加したりと、有機的な動線が生まれるのだ。

「ファクトリー・ツール」代表取締役 植松和典さん(左)

植松さんによると、ワークテーブルは単なる作業台ではなくて、「そこに住む人や家族のライフスタイルのシーンを作る仕掛けやきっかけ」とのこと。

「ダイニング・キッチンに置いているので料理の作業台になりがちですが、子どもの学習机や、家族の趣味の作業台などにしてもいいですよね。あるいは、人が集まった時のパーティ・テーブルとしても使える」と植松さんは語っている。

「きっかけ」が生まれる空間

植松さんが一番わくわくするのは、キッチンのデザインだそう。「キッチンは、家の中でも人が集まる所。会話が生まれていろんなことが起こるので、キッチンを中心としたきっかけづくりをやっています」と話している。

また、植松さんのもうひとつの「わくわく」は、大容量の飾り棚。すっきり収まるスライド扉がついているので、中を見せることも隠すこともできる使い勝手の良い壁面シェルフだ。

「使い方は人それぞれだと思うけど」と前置きした上で、「今までの住宅は、たとえば趣味で集めた物なんかを見せる場所もなかったんじゃないかな。それを『casa rozzo』ならディスプレイして見せる器にできると思う」と語ってくれた。

スタイル表現のツールとして

ワークテーブルは趣味を楽しんだり、くつろいだり、それぞれのらしさが使い方によって色濃く表現される。きっと、あなたらしさのスタイルを表現する場所となるはずだ。