人生で一度は泊まってみたい!全て氷でできた北海道・札幌と当別の「アイスホテル」
8月ともなるとうだるような暑い日が続いていて、涼しい所に現実逃避に行きたくなりますよね?実際には忙しかったり、お盆休みはまだまだ先だったりと厳しいのも現実。
今回は見ているだけで涼しさを感じてもらえる、人生で一度は泊まってみたい冬季限定のホテルを紹介。
北海道に冬季限定で現れる氷でできたホテル
札幌の「さっぽろ雪まつり」など、毎年冬になると雪や氷を使ったイベントが開催されている。札幌から車で40分程度の当別町にあるスウェーデンヒルズゴルフ倶楽部敷地内の高台に現れたのが、氷と雪でできた「アイスヒルズホテル」。2017年からは「アイススターホテル」として札幌市南区に作られた。「氷」と「アート」をテーマに、スウェーデンにある本家の「アイスホテル」にインスパイアされて始まった、冬季限定で現れる氷でできたホテルだ。
ゴルフ場として機能できない、冬の期間を活用する画期的なアイディアとして始まったアイスホテル。ゴルフをプレイできる期間の少ない北海道のデメリットを逆に活かす取り組みだ。実際に宿泊・滞在できる2棟の他にアウディ・アイスバーのレセプション棟がある。
透明度の高い氷のブロックは、1個あたり135kg程ある。昼は氷の壁を等してクリスタルのように透過する光が美しい。夜は室内の光が外部に漏れ幻想的な風景を作り出す。
アートな宿泊体験と遊べるアクティビティ
宿泊棟には、北海道在住のアーティストが氷と雪で作られたユニークな作品を展示している。宿泊すると同時にアートの体験もできる。
レセプション棟ではアイスバーを設置、温かい飲み物や氷のグラスで色鮮やかなカクテル、北海道らしいドリンクを提供している。
総合受付のあるクラブハウスには、「クリエイティブ北海道ダイニング」としてフードコートを設置されている。厳選された北海道の食材を使った、アイススターホテルのオリジナルメニューを味わうことができる。
宿泊して食事するだけでなく、スノーモービルやバナナボート、マウンテンバイクなど楽しいウィンターアクティビティがいっぱいだ。美しさを感じるだけでなく、家族連れで遊びも十分に楽しむことができる。
北海道のアイスホテルがオープンする冬はまだまだ先だが、冷たい氷の写真を見て少しは涼しさを感じてもらうことができただろうか?暑夏はまだまだ続く。アイスホテルは今年のスケジュールはまだ発表されていないが、シーズンが来たら是非訪れて体験して欲しいホテルだ。