ミニマルライフスタイル!小屋やモバイルハウス、タイニーハウスなど小さい家の5つのメリット!

ここ数年、恐らく東日本大震災以来ミニマルな暮らし方や断捨離などと共に人気が出ている小屋やモバイルハウス、タイニーハウス。もちろんメインとなる住宅はありその上で小屋を買う人もいるが、小さい家の良さは確実に広がっている。今まで大きく広い方が良いとされていたが、極端に小さい家を買ってライフスタイルを考え直す人もいる。そのメリットとは何だろうか?

参考 : 「小さいことはいいことだ!小屋やモバイルハウス、タイニーハウスが人気になった5つの理由。

外出の機会が増えて外で遊ぶようになる。

小屋など小さい家は自然豊かな場所や大きな庭の一画など、周囲の環境に合わせて設けられることが多い。無印良品の小屋などはその最たる例で、廃校になった学校の校庭部分の菜園付きの区画を想定している。

そんな環境にいたら屋内にいるよりも外で遊ぶ方が楽しくなる。もちろん部屋は狭いということもあり、自然と外に意識が向くだろう。また、セカンドハウスやウィークエンドハウスとして購入した場合には、その場所まで出かけるようになって家族のコミュニケーションの機会になる。

断捨離が捗る。

casa cago のリビング

小屋やタイニーハウスなどは狭く、住むとなると自然に持ち物を減らさなければいけないため、自然に必要なものだけを選ぶ断捨離が必要になってくる。小屋はミニマリストと相性がいい。

それに、現代ではスマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどのデバイスに大量の本や音楽の情報が収納できるため、大きな収納も必要なくなる。デバイスの変化と小さな家や昨今のライフスタイルは非常に良く対応している。

掃除や片付けがラク。

casa cago の寝室

家族4,5人で住んでいた家も、子供が独立して家を出て行った後にはかなり広く感じる。家は大きくても小さくても掃除が必要だが、特に年齢が高くなってからの大きな家の掃除は大変だ。日本では一般的な2階建の家などでは、掃除のための階段の上り下りも苦労するだろう。小屋やタイニーハウスなら掃除する面積も格段に小さくなり、身の回り見える範囲を掃除するだけでいい。さらに断捨離によってモノも少なくなっているから片付けもラクだ。

新築コストが安い。

無印良品の小屋

新築の一戸建てだと建物のみで2,000万円や3,000万円から、土地は農村部などでは安いが東京などはもちろん高いし地方都市でも便利な場所だとそれなりにする。小屋やモバイルハウス、タイニーハウスなどの小さい家は車を購入するくらいの金額から購入することができる。例えば、無印良品の小屋は300万円から、隈研吾デザインのスノーピークの住箱(じゅうばこ)は350万円からと手頃だ。もちろん設備など揃えてメインとして使うとなるとまた価格も違うけれど、セカンドハウスとしてはちょうど良い値段だと思う。

移動・引っ越ししやすい。

小さい家は移動したり、引っ越ししたりしやすい。価格が安いので車を乗り換えるように住み替えるハードルが低いし、基礎に固定していないモバイルハウスもあり、スノーピークの住箱(じゅうばこ)などコンテナのように運ぶこともできる商品も販売されている。

終身雇用など一つの会社に長い間勤めることは現実的ではなくなり、短い期間で職業を切り替えてキャリアアップしたり、フリーランスとして自分で働いたりすることが当たり前になった今、移動しやすさや引っ越しのハードルが下がることは大きなメリットだ。

 

こうして見ていくと、小さいというデメリットは暮らし方によってメリットに変わるといくことがわかる。小屋やモバイルハウス、タイニーハウスはライフスタイルを見直し、変えることによってメリットを享受できるユニークな存在だ。