今最も影響力のあるデザイナー、ジャスパー・モリソンが手がけるemecoの「1インチ」チェア
生活の中にエコを取り入れたいと思ったことはありませんか?
住宅のエコといっても太陽光発電など住宅環境の省エネから屋上緑化までその形態はさまざま。
「エコなインテリア」と言われても実際どんなものかイメージが湧きにくいですよね。家具やインテリアの分野でも実はエコは重要視され、インテリアやデザイン家具の中にもリサイクル素材を利用し、新たに生まれ変わった家具が数多くあります。
先月、イタリア・ミラノで行われたミラノサローネでもリサイクル素材を使用したエコロジカルな家具が新登場。
最低限の素材量で最大限の強度を発揮した「ミニマムチェア」。
シンプルなデザインと優れた耐久性を兼ね備えた、その名も「1インチ」チェア。
アルミニウムの椅子「Navy Chair」で知られる老舗メーカー「emeco(エメコ)」と、デザイナー「Jasper Morrison(ジャスパー・モリソン)」のコラボレーションによる「1インチ」は、リサイクルされたアルミ素材を使用し、最低限の素材量で最大限の強度を発揮した、まさにミニマムを形にした椅子。
軽量な100%リサイクル可能な アルミ素材。
「1インチ」のというインパクトのあるネーミングは、構造体の強度を最大限保ちながら、アルミ素材で最小限な幅を見つけ出した結果、スクエアチューブのサイズが “ 1インチ”だったことからきているそう。
どこか可愛い表情のデザインと100%リサイクル可能なアルミを用いた「1インチ」は、「emeco」のデザイン要素とジェスパー・モリソンがそのまま感じ取れる椅子。「emeco」の新たな定番アイテムとして加わりそう。
“ 使わない ”エコロジーと、“ また使用 ”するというエコロジー。
“ 使わない ”という簡潔な選択もエコロジーの一つだけれど、“ また、使用する ”というのもエコロジーの一つ。そしてリメイクといった形で新たに生まれ変わらせることも。
環境問題を真面目にオシャレに取り組んで、ライフスタイルの中でエコを是非身近に感じてみてはどうでしょう。