「無印良品の小屋」300万円で販売開始!MUJIがシンプルで新しいミニマルライフを提案。
海外ではMUJIというブランドで親しまれている無印良品は先日、「無印良品の小屋」を開発。合同会社WOULD(千葉県南房総市/代表 多田 朋和)により、千葉県南房総市の旧長尾幼稚園・小学校の施設を活用して誕生した「シラハマ校舎」にて販売を開始した。
2015年10月に東京ミッドタウンで開催された「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2015」で発表された3つのプロトタイプを元に開発・製造を開始。「シラハマ校舎」の旧校庭部分の菜園付き小屋の用地区画を賃貸する人を対象にしている。
小さいのに広い・素材にもこだわった小屋
縁側を設置し屋根を傾斜させ、中は9.1㎡と決して広くはないものの3,4人でいてもできる限り圧迫感が内容に工夫している。大きな窓は店舗用の引き戸を使用し、開放感もある。もう一つの小さい窓と合わせて光や風が通る気持ちいい小屋だ。
また、100%国産の木材を使い、外壁は造船業で古くから使われてきた杉材を焼いて強度を高める「焼杉」の手法を使っていて、防腐性、耐久性もある。内装は無塗装のまま仕上げてカスタマイズしやすいように工夫し、床もモルタル仕上げとニュートラルで無印良品らしいデザインだ。
十分なスペックと保証付きで価格は300万円
税込300万円とリーズナブルな価格で販売。下記の通り、一般住宅のような十分なスペックを持ち、基礎には5年、その他の部分には1年の保証付きだ。
仕様
構造:木造軸組工法
基礎:鉄筋コンクリート造・ベタ基礎(防湿シート敷き・床下換気なし)
材料:[躯体] 構造用製材、構造用集成材(いずれも針葉樹)、[外壁] 焼き杉材(オイルステイン仕上げ)、
[内壁] 芯材:構造用合板、表面材:ひのき材単板、[床] モルタル仕上げ、
[屋根] 下地:構造用合板・アスファルトルーフィング、表面材:ガルバリウム鋼材、
[引き戸、小窓] アルミサッシ(単層ガラス)、[断熱材] ポリスチレンフォーム(屋根裏のみ)
MUJIが小屋を開発するということは、単に近年の小屋ブームに乗ったというわけではなくやはりライフスタイルが大きく変化しているという証だ。「シラハマ校舎」に実際に建つ様子は是非見てみたいと思う。
■価格
税込300万円
※建築に必要な材料費、施工業者による施工費を含みます。
※確認申請等法定費用は別途となります。
※シラハマ校舎における管理費および施設整備費は別途となります。
■販売方法
シラハマ校舎の旧校庭部分を菜園付き小屋の用地として区画し、その区画を賃借する方を対象に限定販売します。
※シラハマ校舎以外の場所での設置を希望される方への販売方法については、2017年秋以降に改めてお知らせします。なお、日本以外の国での販売の予定はございません。
■見学・説明会について
「無印良品の小屋」、および共用施設となるシラハマ校舎の見学および説明会を行います。
あわせて、シラハマ校舎での「無印良品の小屋」購入(第1期)をご希望される方向けの抽選申し込みを承ります。
・期間:4月29日(土)~5月7日(日)各日10時、13時、15時の3回。
・定員:各回10組(1組4名様まで)。定員になり次第受付を締め切らせていただきます。
※参加申し込み、購入までの流れ等詳細については、シラハマ校舎ホームページをご確認ください。