〝かわいい家〟「casa carina」が表すプロヴァンス風住宅の外観の特徴とは!?
「南欧風住宅」、「プロヴァンス風住宅」など、地中海リゾートのようなオシャレな住宅がここ数年で人気が高まっており、見かけることも多くなってきました。
「casa carina」もその一つ。素朴で温もりのある外観や、可愛らしい備え付けの家具など女性が憧れる〝可愛らしさ〟が詰まった住宅です。
しかし、そもそも南欧風・プロヴァンス風とはどういった作りなのでしょうか?今回はそんなプロヴァンス風の住宅の外観についてまとめてみました。
そもそも南欧風とは?プロヴァンス風とは?
南欧とはモナコ、ギリシャ、スペイン、ギリシャ、イタリア、フランス南部、ポルトガルなどの地中海のリゾート地のことを指します。北欧風の家具など、建築やインテリアなどでよく耳にしますが、南欧も同様にその地域をイメージするものを言います。
また、南欧風を表す時に「プロヴァンス風」といった表現もしますが、そもそもプロヴァンスとは、フランス南東部、ローヌ川からイタリアの国境にかけての地中海に面する地域のことを指します。夏は陽射しが強いもののカラッと過ごしやすく、開放的で心地良い気候と美しい自然のある風景、そのなかに溶け込むようにして佇むのが、かわいらしくも味のあるプロヴァンス住宅なのです。
プロヴァンス風のカラフルな褐色の屋根。
一概にプロヴァンス地方の住宅といっても北部と南部ではそのつくりに違いはありますが、私たちが一般的に指すプロヴァンス風住宅とは、「かわいらしさ」や「ナチュラルな手作り感」など、プロヴァンス地方各地の住宅に共通していえるポイントが組み込まれています。
プロヴァンス風の住宅に使用されているのは、半円形のスパニッシュ瓦と平らなフランス瓦の2種類。スパニッシュ瓦は一般的にオレンジ色のものが多く、一枚の瓦に複数の色を付けたものも代表的。フランス瓦は平らでラインの入ったものが一般的で、色合いも様々。
南ヨーロッパの異国情緒溢れる、かわいい外観。
南欧風住宅、プロヴァンス風の特徴といえば、褐色の屋根瓦と真っ白の壁とのコントラスト。褐色の屋根は日本でも中国地方などに見られます。色ムラなどで素朴な雰囲気を醸し出してくれる「素焼き瓦」を使用するのがプロヴァンス風の基本。
真っ白な塗り壁のオシャレな家
プロヴァンス風の住宅のもう一つの大きな特徴は、職人が手作業で仕上げる「塗り壁」。手作業ならではの風合いはプロバンス風住宅の魅力の一つと言えるでしょう。色合いはホワイトやベージュなどが基本ですが、瓦の色やドアの色と合わせてコーディネートしても楽めます。
プロヴァンス風に最もしっくりくるドアといえばやはり「木製ドア」。プロヴァンス風の住宅には、家具やインテリアには木目調の家具が相性ピッタリ。まさに絵本から飛び出してきたような可愛らさたっぷりの家が出来上がります。
妻飾りやフラワーボックス、飾り戸やオーニングなど、プロヴァンス風住宅には「ならでは」のこだわり要素がいっぱいあります。
プロヴァンス風住宅は手づくり感タップリのナチュラルなインテリアや、自然素材の家具がとてもよく合います。「casa carina」ではその雰囲気を壊さないよう、床や内装にには無垢材などの自然素材をたっぷり使い、真っ白で爽やかな漆喰の壁も人の手を加えた温もりが表現され、家全体に表情が生まれるよう工夫しています。
最近のプロヴァンス風住宅は自然素材をふんだんに使用していて、環境にもとても優しく、ナチュラルテイストが好きな方には大変好まれる住宅です。
瓦や壁の色で雰囲気を変えたり、建てた後も自分好みの家具でカスタマイズしていく楽しみのある家「casa carina」。世界でたった一つの自分好みの〝可愛い家〟をつくってみてはいかがでしょうか。