“ワクワク” を暮らしの中心に。子どもたちがのびのび遊べる住まいの工夫「子どもたちが遊びまわれるワクワクする家」
家族の気配を感じながら、子どもたちが自由に遊びまわれる住まいをつくりたい――。そんな想いをかたちにした「子どもたちが遊びまわれるワクワクする家」は、見た目のやさしさと遊び心、そして子育て世帯にうれしい生活動線が随所に散りばめられた2階建て住宅です。片流れ屋根に包まれた柔らかな外観から、広がりを感じる玄関、光に満ちたLDKまで。その一つひとつに、建築家の細やかな配慮と家族の願いが息づいています。今回は、外観から1階LDKまでの魅力を中心にご紹介します。
柔らかな印象の外観と、安心感をもたらす玄関まわり

片流れ屋根が印象的な外観は、やさしいグレージュの外壁でまとめられ、どこか温もりを感じる佇まい。

1階と2階にそれぞれ設けた窓からは、室内へ明るい光が降り注ぎます。

玄関は建物正面右側に配置。

外壁を延長した目隠し壁と、深い軒を組み合わせた造作によって、通りからの視線を自然と遮り、プライバシーを守ります。

軒下には自転車や三輪車を置けるスペースがあり、雨の日でも濡れずに使える実用性も魅力。目隠し壁の内側は木目仕上げにすることで、グレージュの外壁と心地よいコントラストを生み、外観に表情を添えています。

玄関扉を開くと、広々とした玄関スペースが迎えてくれます。

右手の壁には外側と同じ木目パネルを取り入れ、屋外とのつながりを感じられる温かみのある演出に。縦長の小窓から差し込む光が空間を明るく照らし、朝の身支度も気持ちよくスタートできます。

左手側には引き戸を挟んでLDKへとつながる動線を確保。買い物帰りで荷物が多いときも、そのままスムーズに運び込めるよう配慮されています。
玄関から続く収納とスタディスペース。家族の生活に寄り添う設計

玄関奥には、壁に沿って伸びる収納棚を配置。

靴だけでなく上着やバッグなども掛けられるハンガーレールを備えており、外出前後の動きがスムーズになります。

散らかりがちな玄関まわりをすっきり整えられる、子育て期には特にうれしい仕様です。

収納棚の奥には、そのまま並行する形でデスクスペースをレイアウト。

LDKにつながる導線上に設けられたこのスペースは、ほどよくこもれて、ほどよく開かれた絶妙な“集中空間”。

個室ではないため家族との距離は近く、勉強や作業中でも会話が自然と生まれます。

デスク背面にもハンガーレールを備えた収納を配置し、ワークエリアまわりのものもすっきり片付けられる工夫が施されています。
光と木の温もりが広がるLDK。遊びと暮らしが共存する場所

デスク・収納スペースの先には、のびやかに広がるLDKが登場します。

大きな掃き出し窓とハイサイドライトからたっぷりと光が届き、吹き抜けの天井がさらなる開放感を演出。

木目のアクセントウォールとフローリングが落ち着いた表情を添え、家族が自然と集まる居心地のよさが漂います。

リビングには置き畳を取り入れ、家族団欒にもお昼寝にも使える多用途なスペースに。

また、階段側の壁には子どもたちが夢中になれるボルダリングウォールを配置できる仕様に。

遊び心が高まりつつ、リビングの隅には収納棚を備えることで、視界が乱れないすっきりとした住まいが保たれます。

ダイニングはキッチンに直結するレイアウト。

限られた空間を最大限に活用しながら、食事の準備や片付けが効率よく進む、家事にやさしい動線です。
家族の成長を見守る“遊び場のある住まい”
外観の柔らかな佇まいから、光がめぐるLDK、そして遊び心あふれる仕掛けまで。「子どもたちが遊びまわれるワクワクする家」には、子どもたちの成長をのびのびと受け止める工夫が詰め込まれていました。