「アートウィーク東京」が開幕!鈴木京香、磯村勇斗、建築家・妹島和世も登壇する記者発表も!

11月5日より「アートウィーク東京(AWT)」が開幕!鈴木京香、磯村勇斗らが登壇した記者発表では、無料バスAWT BUSやAWT FOCUSなど、東京のアートの「いま」を体感できるプログラムの魅力が語られました。

鈴木京香、磯村勇斗が語る「アートウィーク東京」の魅力

2025年11月5日(水)に開幕した「アートウィーク東京(略称:AWT)」は、東京の現代アートシーンの創造性と多様性を国内外に発信する年に一度の一大イベントです。

開幕に先立ち、10月29日に行われた記者発表会では、昨年に引き続きアンバサダーに就任した俳優の鈴木京香と、スペシャルゲストの俳優・磯村勇斗を迎え、アートをテーマにしたトークセッションが実施されました。

鈴木京香は、東京の街全体を舞台に繰り広げられるAWTを「なかなかないスケールの大きなアートイベント」と評価し、50以上の美術館やギャラリーを巡る無料シャトルバスAWT BUSについては、普段行かない地域を回るAルートやBルートに挑戦したいと意欲を見せました。

AWT FOCUS「リアルとは?」展示風景(大倉集古館、東京)Photo by Kei Okano. Courtesy Art Week Tokyo.

また、「作品を買える」というダイレクトな体験ができる特別展AWT FOCUSにも注目されています。

一方、磯村勇斗は、アート初心者にも絶好の機会とAWTを推奨し、AWT BUSに乗ってどこか1ルートだけでも回りたいとその魅力を語りました。

AWT BARで楽しめるアーティストカクテルとフード。

特に、空間と食の融合をテーマにしたポップアップバーAWT BARについては、お酒や食、建築空間の全てを味わえる体験を楽しみにしているとコメント。お二人の熱のこもったコメントは、AWTが単なる展示イベントに留まらない、多角的なアート体験の「感動の入り口」であることを示しました。

左から柿崎麻莉子、リエル・フィバック、⽇野浩志郎。 (左)Photo by Yurie Nagashima ,(中央)Photo by Fuji Tamaki ,(右)Photo by Dai Fujimura野浩志郎。

AWT BARでは常設のサウンドインスタレーションのほか11月 8日(土)、9日(日)に複数回開催されるライブパフォーマンスも楽しめます。2025年はリズムアンサンブル・goatの主宰でありYPYとしての活動でも知られる⽇野浩志郎が、AWT BARの空間と呼応する音響体験を生み出します。

ダンスパフォーマンスを披露するのは、世界各国のダンスカンパニーで経験を積み、国際的に活動を続ける柿崎麻莉子とリエル・フィバック。作曲およびサウンドディレクションは日野浩志郎が担当します。

アダム・シムジック、妹島和世ら豪華ゲストが解説する注目コンテンツ

松沢一応による「浮かびあがる空間」© ichio matsuzawa office

今年の「アートウィーク東京」は、国内外の著名な専門家が監修・アドバイザーとして参画し、プログラムの質を一層高めています。今年の目玉の一つである特別展AWT FOCUSは、現存する日本最古の私立美術館である大倉集古館を会場に、「リアルとは?」をテーマに開催されます。監修には、国際芸術祭「ドクメンタ14」でアーティスティックディレクターを務めたキュレーター、アダム・シムジックが海外から初めて起用されました。世界各地から60組のアーティストの作品100点以上が集結し、大倉集古館のユニークな会場の特性を活かした展示構成が見どころです。

2024年度の「AWT VIDEO」の様子。

また、映像作品プログラムAWT VIDEOは、東京都現代美術館の学芸員であり、「恵比寿映像祭」の創設も担った岡村恵子が監修を担当。

「儀礼、あるいは祈りの不条理な美」をテーマに10組のアーティストの作品を上映します。

URL:https://www.artweektokyo.com/video/

さらに、南青山に期間限定でオープンするAWT BARでは、建築アドバイザーに建築家の妹島和世さんが就任。

松沢一応による「浮かびあがる空間」© ichio matsuzawa office

設計は、岡山の犬島プロジェクトなどで知られる松沢一応が手掛け、「浮かびあがる空間」をコンセプトに、透過や反射を生じさせるパーテーションでダイナミックな環境空間認識を促します。これらのプログラムは、白井一成や蜷川敦子ら運営陣の強力なコミットメントのもと、東京のアートシーンの「いま」を深く掘り下げ、観客の知的好奇心を刺激する内容となっています。

50以上の会場をつなぐAWT BUSと、体感型プログラムの全貌

AWT FOCUS「リアルとは?」会場外観(大倉集古館、東京)Photo by Kei Okano. Courtesy Art Week Tokyo.

「アートウィーク東京」の最大の魅力は、東京の街全体に点在するアートスペースをシームレスにつなぎ、多様なプログラムを体験できる回遊性の高さにあります。

会期中の11月7日(金)から9日(日)の3日間は、都内52の参加美術館・ギャラリー、そしてAWT独自のプログラム会場を結ぶ無料のシャトルバスAWT BUSが運行され、効率よくアートの旅を楽しむことができます。

美術館・ギャラリーはそれぞれ個性あふれる展覧会を開催しており、参加美術館ではAWT参加証(リストバンド)の提示で展覧会の一部が割引になるサービスも適用されます。

AWT FOCUS「リアルとは?」展覧会カタログ。

また、AWT独自のプログラムは多岐にわたり、現存する日本最古の私立美術館で行われる「買える展覧会」AWT FOCUSをはじめ、建築家松沢一応が空間をデザインし、小沢剛、Chim↑Pom from Smappa!Group、やなぎみわら3組のアーティストが考案したカクテルや、ミシュラン三つ星シェフの生江史伸によるフードが味わえるAWT BARは、アート、建築、食が融合した特別な体験を提供します。

2024年のシンポジウムの様子。

さらに、AWT TALKSではグッゲンハイム美術館の副館長や香港M+のディレクターなど世界トップクラスのリーダーを招いたシンポジウムやトークセッションも開催され、アートへの理解を一歩深くするための知的な場も提供されます。

東京の現代アートの創造性と多様性を感じる「アートウィーク東京」へ!

AWTは、妹島和世、アダム・シムジックら国際的な専門家が監修。50以上の会場をつなぐAWT BUSや、建築と食が融合したAWT BARなど、多角的なプログラムを通じて、東京の現代アートの創造性と多様性を感じてください。

アートウィーク東京

名称:アートウィーク東京(欧⽂:Art Week Tokyo、略称:AWT)
会期:2025年11⽉5⽇(水)〜9⽇(⽇) 10:00〜18:00
会場:都内の参加美術館・ギャラリー、AWT FOCUS、AWT BARほか各プログラム会場
主催:⼀般社団法⼈コンテンポラリーアートプラットフォーム
提携:アートバーゼル(Art Basel)
特別協⼒:⽂化庁

公式サイト:https://www.artweektokyo.com/
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