
知床の大自然を感じながら極上のととのいに誘う極北の地、知床・ウトロの3つのサウナ
北海道の東端に位置する知床は、手つかずの大自然が広がる、世界遺産にも登録された美しいエリアです。そんな知床には、澄んだ空気、広がるオホーツク海、豊かな森林、自然の恵みを存分に感じながら“ととのう”ことができる極上のサウナが点在しています。海を見ながらリラックスできるサウナや、森に包まれた静寂の中でじっくりと温まれるサウナなどがあり、他では味わえない特別な体験をすることが可能です。
今回は、知床を訪れたら体験したい、3つの魅力的なサウナをご紹介します。
1.知床の大自然と、流氷を見ながら入れる日本唯一のサウナ「北こぶし知床ホテル&リゾート」
1つ目は、オホーツク海を一望でき開放的なサウナが楽しめる、知床ウトロ温泉に位置する「北こぶし知床ホテル&リゾート」です。併設されている2つのサウナ施設は、”今行くべき全国のサウナ施設 SAUNACHELIN”に、2022年、2021年と2年連続ノミネートされており、SNSや雑誌でも頻繁に取り上げられている人気の高いサウナ施設となっています。
木の洞窟をイメージした独特のデザインのサウナ室「UNEUNA」
こちらは、木の洞窟をイメージした独特のデザインが特徴的なサウナ室「UNEUNA」です。室内は緩やかな曲線で構成されており、3D加工技術を用いて木材を削り出し、洞窟のような空間を再現しています。
流氷をイメージした直線的で力強いデザインのサウナ室「KAKUUNA」
2つ目のサウナ室は、流氷をイメージした直線的で力強いデザインが特徴的な「KAKUUNA」です。サウナストーブを囲む壁面には六方石が使用されており、火山から流れ出た溶岩がつくる割れ目に見られる「柱状節理」の岩肌が表現されています。
そしてどちらのサウナ室からも、知床の山並みやオホーツク海を一望でき、冬には流氷の景色も楽しむことができます。サウナ室内では、知床の環境音が流れ、五感で自然を感じながらリラックスできることでしょう。
知床の柔かな真水を使用した水深90cmの水風呂
水風呂は知床の豊かな湧水を使用し柔らかく肌に優しいことが魅力で、水深90cmあるため、全身を満遍なく冷やすことができます。
そして、屋上には外気浴スペース「TOKONOU TERRACE(とこのうテラス)」があり、天気が良ければオホーツク海や知床連山の山並み、夜には満天の星空を眺めながらととのうことが可能なのです。
知床の大自然と、流氷を見ながら入れる日本唯一のサウナ「北こぶし知床ホテル&リゾート」
知床の大自然と一体となり、心身ともにリフレッシュできる特別なサウナ体験ができる「北こぶし知床ホテル&リゾート」。“ととのえ親方”こと松尾大さんが監修したサウナ室は、どちらも知床の大自然と一体になれる設計となっており、美しい景色と心地よい海風に包まれながら過ごす時間は、忘れられないひと時となることでしょう。
参考:知床の大自然と流氷を見ながら“ととのう”リゾートホテル「北こぶし知床ホテル&リゾート」
北こぶし知床ホテル&リゾート
住所:北海道斜里郡斜里町ウトロ東172
電話番号: 0152-24-2021
HP:https://www.shiretoko.co.jp/
2.4種類のユニークなサウナ室を堪能できる「KIKI知床ナチュラルリゾート」
2つ目のサウナ施設は、4種類の個性的なサウナを体験できる知床半島のウトロに位置する温泉リゾートホテル「KIKI知床ナチュラルリゾート」です。ナチュラル&カジュアルな癒しの空間をコンセプトにした気軽に楽しめるリゾートホテルで、コンセプトに合わせて「居心地の良いサウナ」を追求して制作が行われました。
通称:寝て入るサウナ”の「ネウナ(NEUNA)」
1つ目は、サウナ室で横になることができるように設計された「ネウナ(NEUNA)」です。広々としたフラットなベンチが特徴的でヒノキの香りが漂う空間は、全身を伸ばしながらリラックスするにピッタリ。セルフロウリュもできるので、自分好みの温度や湿度に保てることができます。
セルフウィスキングができる、「ウィスキングサウナ(WHISKING SAUNA)」。
2つ目は、ヴィヒタ(白樺の枝)を使用したセルフウィスキングができるサウナ室。背もたれが座りやすいように設計されており、ヴィヒタを楽しみながらリラックスしやすい座り心地が特徴的です。そして現在国内には、ヴィヒタを用いたセルフウィスキングが楽しめるサウナ施設はほとんどないため、サウナ愛好家やヴィヒタの香りを楽しみたい人にとって、貴重な体験の場となっています。
真っ黒なサウナ室の「クロウナ(KUROUNA)」
こちらは、穴蔵”をイメージして仕立てられ、部屋全体が暗闇に包まれるフィンランドスタイルのサウナ室「クロウナ(KUROUNA)」です。外界の光を完全にシャットアウトし、自分の世界に静かに没入していくような時間を過ごすことができます。
最後のサウナ室は、まだ日本では珍しいエストニア生まれの「イグルーサウナ(IGLOO SAUNA)」です。木材を活かした丸みを帯びた内装デザインは、包み込まれるような安心感を演出しており、心地の良い空間です。まるでイグルー(氷の家)の中に入っているかのような、特別な没入感が味わえるサウナ室となっています。
そして水風呂は、男女とも知床の豊かな自然が育む澄んだ水を使用した深さ120cmの浴槽が完備されています。ボタンを押すと頭から水が被れる仕掛けがされており、全身を冷やすことができるのも魅力的です。
4種類のユニークなサウナを堪能できる「KIKI知床ナチュラルリゾート」
北海道・知床の大自然に囲まれた中、4種類のユニークなサウナを体験することができる宿泊施設「KIKI知床ナチュラルリゾート」。自然と一体化になれる設計や、香りや音にもこだわった空間は、多様な“ととのい方”を叶えてくれることでしょう。
参考:4種類の個性的なサウナを堪能!北海道・知床半島のウトロに位置する「KIKI知床ナチュラルリゾート」
KIKI知床ナチュラルリゾート
住所:北海道斜里郡斜里町ウトロ香川192
電話番号:0152-24-2104
HP:https://www.kikishiretoko.co.jp/
3.知床の大自然と夕陽に包まれる、「知床夕陽のあたる家 ONSEN HOSTEL」
最後は、オホーツク海に沈む美しい夕陽を眺められる宿泊施設「知床夕陽のあたる家 ONSEN HOSTEL」です。2008年に「北こぶし知床ホテル&リゾート」のゲストハウスとしてオープンし、併設されている2種類のサウナは、知床の大自然を堪能できるように設計がされています。
北欧のサーミ民族の模様が施されたモダンなデザインのサウナ室「Saami Sauna」
1つ目のサウナ室は、北欧のサーミ民族の模様が施されたモダンなデザインの「Saami Sauna」です。レッドシダーの木材が使用された室内で、繊細で洗練された雰囲気となっています。ストーブは、ドイツの老舗サウナヒーターメーカー「EOS」が採用されており、セルフロウリュも可能なので、自分好みの熱さに調節することができます。
丸太を大胆に使用した野性的なデザインのサウナ室「Yuumi Sauna」
2つ目のサウナ室は、ヒノキの丸太を大胆に使用している野性的なデザインのサウナ室です。木の温もりをダイレクトに感じながら身体を温めることができます。ストーブには、フィンランドの有名メーカーであるHARVIA製が採用されました。
そしてどちらのサウナ室も室内、前面ガラス張りとなっており、目の前には知床の大自然が広がります。オホーツク海や美しい景色を楽しみながら、心身ともにリラックスできることでしょう。
開放感抜群の水風呂と外気浴スペース
サウナ室を出てすぐのところ、屋外に設置されている水風呂は、目の前に美しい知床の自然が広がり開放感抜群です。
そして外気浴は完備されているデッキチェアで。知床の新鮮な空気を感じながら、リラックスすることができるでしょう。また、内気浴もできるため室内でゆっくりと過ごしたい人にも嬉しいポイントです。
知床の大自然と夕陽に包まれる、「知床夕陽のあたる家 ONSEN HOSTEL」
美しい夕陽を眺めることができるスポットの「夕陽台」と隣接しており、オホーツク海に沈む美しい夕陽を眺められる「知床夕陽のあたる家 ONSEN HOSTEL」。サウナ室からは、夕暮れ時に夕陽が海面をオレンジ色に染める幻想的な景色を楽しむことができ、冬季には流氷を眺めることも魅力の1つです。
参考:オホーツク海に包まれ、知床の大自然でととのう「知床夕陽のあたる家 ONSEN HOSTEL」
知床夕陽のあたる家 ONSEN HOSTEL
住所:北海道斜里郡斜里町ウトロ香川189
電話番号:0152-24-2764
HP:https://www.yuuhinoataruie.com/
知床の大自然を感じながら極上のととのいに誘う知床・斜里の3つのサウナ
北海道・知床の雄大な自然と調和しながら、“ととのう”ことができる、知床・斜里の代表的な3つのサウナ施設。3つの個性あふれるサウナは、それぞれが知床の自然を五感で感じられる特別な空間となっています。日常を離れて、心も体もリセットできる極上のひとときを過ごせることができるでしょう。