
大阪・関西万博での河瀨直美プロデュースのパビリオンでミナ ペルホネンによるユニフォーム、資生堂によるメイクを採用!
2025年大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「Dialogue Theater – いのちのあかし – 」では、ファッションブランド「ミナ ペルホネン」がユニフォームを、資生堂がオリジナルメイクをデザインしました。このパビリオンは、「対話」を通じて多様性を尊重し、分断を乗り越えることを目指しています。
河瀨直美プロデュースのパビリオン、ミナ ペルホネンと資生堂がコラボレーション!
2025年大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「Dialogue Theater – いのちのあかし – 」では、ファッションブランド「ミナ ペルホネン」がユニフォームを、資生堂がオリジナルメイクをデザインしました。このパビリオンでは、ユニフォームとメイクを通じて、多様な人々が対話を通じて互いを理解し、尊重し合うことの大切さを伝えます。そして、来場者がそれぞれの個性や違いを認め合い、誰もが自分らしくいられる社会の実現を目指しています。
テーマは「いのちを守る」
「Dialogue Theater – いのちのあかし – 」は、映画監督の河瀨直美がプロデュースするパビリオンです。テーマは「いのちを守る」。世界中の人々が対話を通じて互いを理解し、尊重し合うことの大切さを伝えることを目的としています。
ミナ ペルホネンによるユニフォーム

ユニフォームのデザインは、ファッションブランド「ミナ ペルホネン」が担当しました。ブランドのデザイナーである皆川明は、「みんな違ってみんないい」というメッセージを込め、多様性を尊重するデザインを目指したと語っています。
デザイナーの皆川明により1995年に設立。オリジナルの図案によるテキスタイルを軸に、ファッション、家具、 インテリア、空間デザインなど領域に捉われない活動を行っている。自然の情景や社会への眼差しからデザインを進め、日本各地の生地産地との連携により生み出されるテキスタイルを特徴とし、国内外の様々なメーカーやデザイナーとのコラボレーションやデザイン提供も行う。2024年にはスウェーデン国立美術館や韓国・ソウル東大門デザインプラザ(DDP)で展覧会を開催。2025年はブランド設立30周年を迎える。
資生堂によるオリジナルメイク

オリジナルメイクは、資生堂ビューティークリエイションセンターが手がけました。コンセプトは「Dialogue Beauty」。年代や性別に関係なく、一人ひとりの個性を引き出すメイクを提案しています。
約40名のヘアメイクアップアーティストが、宣伝広告のヘアメイク、パリ・NY・東京などで開催されるファッションショーのヘアメイク、またメイクアップ製品のカラークリエイションやビューティートレンド研究を行うなど最先端のトレンド情報をグローバルに発信し、新しい美を創造し続けています。
コラボレーションの背景
河瀨直美は、パビリオンの理念に共感したミナ ペルホネンと資生堂に協力を依頼しました。両ブランドは、ファッションとメイクの力で多様性を尊重し、来場者があたたかい雰囲気の中で対話できるような空間づくりに貢献したいと考えています。
多様な対話を促す、こだわりのデザイン
ミナ ペルホネンがデザインしたユニフォームは、パビリオンのロゴである吹き出しのモチーフを全体にあしらい、多様な対話を表現しています。また、性別に関係なく着用できるデザインや、気分によってアレンジできるバンダナなどが特徴です。
ユニフォームのデザインコンセプト
ユニフォームのデザインコンセプトは、「多様な対話が飛び交う、あたたかく楽しげな雰囲気」です。ロゴの吹き出しモチーフは、多様な意見や考え方が飛び交う様子を表現しています。このユニフォームは、性別に関係なく着用できるジェンダーニュートラルなデザインを採用しています。これは、多様性を尊重し、誰もが自分らしくいられるようにという思いが込められています。ユニフォームには、気分によってアレンジできるバンダナが付属しています。バンダナは、首に巻いたり、頭に巻いたり、バッグに付けたりと、様々な使い方ができます。
資生堂のオリジナルメイク「Dialogue Beauty」
資生堂が手がけるオリジナルメイクは、「Dialogue Beauty」と名付けられました。このメイクは、年代や性別に関係なく、一人ひとりの個性を引き出すことを目指しています。メイクには、吹き出しモチーフのフェイスアクセサリーも用意されています。このアクセサリーは、気分によって付け替えることができ、メイクに遊び心を加えることができます。
ファッションとメイクの力で、多様性を尊重する
河瀨直美は、「ファッションとメイクの力を活かし、多様性を尊重するあたたかな雰囲気で、来館者の皆様をお迎えします」と述べています。ミナ ペルホネンの皆川明氏は、「みんな違ってみんないい、そんな気運が河瀨パビリオンの中で生まれたら素敵だなと思います」とコメントしています。

河瀨直美は、ユニフォームとメイクについて、「これらのデザインは、パビリオンの理念を体現しており、来場者が多様性を尊重し、あたたかい雰囲気の中で対話できるような空間づくりに貢献してくれると確信しています」と述べています。

ミナ ペルホネンの皆川明は、「このユニフォームが、来場者が多様な意見や考え方に触れ、互いを理解し、尊重し合うきっかけになることを願っています」とコメントしています。

資生堂の計良宏文は、「『Dialogue Beauty』は、来場者が自分自身の美しさに気づき、自信を持って対話に臨むことができるようにという思いを込めて開発しました」と語っています。
互いを理解し、尊重し合うことを再認識させる
大阪・関西万博の「Dialogue Theater – いのちのあかし – 」は、ファッションとメイクの力を活用し、多様性を尊重するパビリオンです。ミナ ペルホネンがデザインしたユニフォームは、性別に関係なく着用できるデザインや、気分によってアレンジできるバンダナが特徴です。資生堂が手がけたオリジナルメイクは、一人ひとりの個性を引き出すことを目指しています。このパビリオンを訪れる人々が、ユニフォームとメイクを通じて、多様性を尊重することの大切さを感じ、互いを理解し、尊重し合うことの大切さを改めて認識する機会となるでしょう。