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安藤忠雄による、建築と美食の調和を目指した空間「ベネッセハウス・ミュージアムレストラン・日本料理 一扇」
前編:安藤忠雄による自然と建築が織りなす風景が魅力的な泊まれる美術館「ベネッセハウス・オーバル」
「ベネッセハウス ミュージアムレストラン・日本料理 一扇」は、香川県直島に位置する「ベネッセアートサイト直島」のミュージアムに併設されたレストランです。建築家・安藤忠雄が設計した空間は、現代アートと自然の調和をテーマとしたベネッセハウスの中核に位置し、宿泊者や訪問者に美術鑑賞だけでなく、美食を通じた贅沢な体験を提供しています。
自然と文化の交差点
直島は、瀬戸内海に浮かぶ美しい島で、「ベネッセアートサイト直島」として知られる芸術と建築の聖地です。
「ベネッセハウス ミュージアム」は、豊かな自然に囲まれた敷地に位置し、瀬戸内国際芸術祭の主要な展示場所の一つでもあります。施設は瀬戸内海を望む高台に建てられ、ゲストは穏やかな海や島々の景色を楽しみながら、建築、アート、そして料理のすべてを堪能できます。
自然と共鳴するコンクリートの建築美
「ベネッセハウス ミュージアム」は、安藤忠雄の特徴であるコンクリート打ち放しの建築美が際立っています。幾何学的なデザインと大規模なガラス窓を採用し、建物全体が周囲の自然とつながるように設計されています。
ミュージアムレストラン・日本料理 一扇は、ミュージアムと調和するシンプルな佇まいながら、和の伝統的な美意識を抽象化し取り入れたデザインが特徴です。
杉本博の作品をはじめとする現代アートが展示され、訪問者は視覚的にも豊かな体験を味わえます。
直島で四季の彩りを楽しむ美食体験
レストランでは、地元瀬戸内の海の幸を素材にした会席料理を中心にした夕食をはじめ、季節感溢れるメニューを朝食・昼食とともに味わうことができます。特に、香川県の名物である讃岐うどんや、地元で水揚げされた新鮮な魚介類を使った料理が人気です。
料理は季節の移ろいを反映し、一品一品が芸術作品のように美しく盛り付けられています。
和牛のしゃぶしゃぶも絶品です。
野菜も新鮮で味わい、食感ともに上品。
シンプルですが、お肉の旨みをじっくりと楽しむことができます。
直島も「うどん県」香川県。締めのうどんももちろん美味しい。
レストランの大きな窓からは、瀬戸内海の景色を楽しむことができ、食事そのものが自然とアートを楽しむ体験となります。
丁寧に料理された朝食も嬉しい。
安藤忠雄が描く美食とアートの楽園
「ベネッセハウス・ミュージアム・レストラン・日本料理 一扇」は、安藤忠雄が設計した建築、現代アート、そして美食が融合した特別な空間です。香川県直島の豊かな自然と文化を背景に、美術鑑賞と食事が一体となった特別な体験を提供します。
ミュージアムレストラン 日本料理 一扇
URL:https://benesse-artsite.jp/stay/benessehouse/restaurant.html
住所:〒761-3110 香川県香川郡直島町
後編:杉本博司による時空を超えた建築とアートの融合する空間「杉本博司ギャラリー・時の回廊」(2月27日 公開予定)