【DESIGNART TOKYO 2024】11/4まで!東京ミッドタウンで楽しめる3組の若手クリエイターによる集合展
今年で8回目となる日本最大級のデザイン&アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO(デザイナート トーキョー)」が10月18日~10月27日の約1週間、過去最大規模となる96会場、117の多彩なプレゼンテーションで東京の街を彩ります。今年は「Reframing 〜転換のはじまり〜」をメインテーマに、従来の枠組みにとらわれず別の視点から見つめ直すことで、新たな価値を提示するクリエイターたちの営みに注目します。六本木・東京ミッドタウンでは今回のテーマに寄り添う3組のクリエイターによる作品が展示されます。こちらの展示はDESIGNART TOKYOの本会期より少し長めの2024年10月11日(金)〜11月4日(月・振休)の約3週間。アートとの出会いはまだまだ楽しめそうです。
AAAQ「Visible Stress」
この世界では見えないさまざまな力が常に働いており、私たちはそれらを無意識に知覚しては適度な関係性を築いています。
“光弾性(photoelasticity)”と呼ばれる現象は、応力という目には見えない秘めた力を鮮やかに可視化します。Visible Stressはこの光弾性を利用し、真空成形の負荷によって生まれる光のテクスチャを鑑賞する作品です。
この体験から、今まで何気なく感じ取っていた自身と周囲の在り方を再考し、身の回りに潜む美しい力の世界を想像するきっかけを生み出します。
SAKI Takeshita「Eeyo」
世界一軽い木材として知られるバルサ材を染色し、200度近い熱風を当てて色を変化させ、グラフィカルに展開。
緑色がピンク色に、青色が赤色に。
木材と染料の相性によって不思議な現象が起こり、染める時間、熱の当て方によって色や模様が変化します。
木目の表情やテクスチャをそのままに、表面に凹凸があるものや曲面、立体物に対しても可能なグラフィカルな加工は、木材を用いたプロダクトデザインの新しい表現方法となります。
YUSUKE Wakata「RE 47 CRAFTS」
「RE 47 CRAFTS」は47都道府県のご当地の果物や食品の廃材をアップサイクルし、新しいプロダクトに生まれ変わらせるプロジェクトです。
アップサイクルした素材でつくるのは、それぞれの地方に眠っている伝統工芸品です。
地方の職人や生産者と協業しながら工芸品をリデザインし、47都道府県のさまざまな特色を持つプロダクトをつくることで、各地方の文化と可能性を知る体験を生み出します。
東京ミッドタウン
会期:2024年10月11日(金)〜11月4日(月・振休)
会場:東京ミッドタウンガレリア 2F Aēsop前、lucien pellat-finet前/横 東京都港区赤坂9-7-1
参加クリエイター:AAAQ、Saki Takeshita、Yusuke Wakata
WEB : https://www.tokyo-midtown.com/jp/event/designtouch/designart.html