平屋の良さを最大限に活かした間取りとデザイン性の高さが特徴の企画住宅「casa basso(カーサ・バッソ)」

バリアフリーで家族とのコミュニケーションを取りやすい平屋が、最近の企画住宅において欠かせない要素の一つです。平屋の良さを最大限に活かしながら、メンテナンスの負担を最小限に抑えられる住宅づくりが注目されています。福岡県の建築家が設計デザインを手掛ける「casa basso(カーサ・バッソ)」は、中間領域をキーワードに、シンプルなデザインで建築された住宅です。

福岡県出身の建築家・柳瀬真澄が設計デザインを担当

「中間領域」をキーワードとしている企画住宅casa bassoは、福岡県出身の建築家、柳瀬真澄がデザインを設計しています。柳瀬は、1998年に「福岡県建築住宅文化賞」で優秀賞を受賞する等、福岡県を中心に数多くの住宅デザインを行う、建築家の一人です。長く深い軒とスッキリとした縦長のフォルムが印象的なcasa bassoには、日本的な美しさとスタイリッシュさが兼ね備えられています。

平屋の良さを活かした間取り

casa basso

企画住宅の建築において、家での生活の質に影響する間取りは大切な要素の一つです。平屋の長所を最大限活かしているcasa bassoは、バリアフリーの床と、中央に一本の柱がある大空間のLDKが特徴となります。大空間を構造的に支えるだけでなく、キッチンやダイニングといった各スペースを分ける役割も果たします。間取りの変更が柔軟にできるため、各部屋ごとにインテリアを変えられる楽しみがあるのも、casa bassoならではでしょう。

4m以上の高さを誇る天井高

casa basso

 

企画住宅casa bassoの場合、最大で4mを超える天井高となっており、屋根の形を活かした天井設計となっているのが特徴です。縦方向への空間を広げるだけでなく、格別な伸びやかさと開放感を与えます。庭に面した大きな掃き出し窓が家中に備わっているため、部屋全体に太陽光を取り込めやすくなります。部屋の間を行き来するための通路と呼ばれるウッドデッキ、いわゆる中間領域が存在しているのが、casa basso最大の特徴です。

メンテナンスの回数を少なくするための仕組みもある

casa basso 長崎 2017

愛着を持って長く住み続けられる家づくりがコンセプトの、企画住宅casa bassoは、メンテナンスが容易というメリットがあります。左官仕上げの美しい外壁は、継ぎ目がなく、雨風から守る深い軒があるため、メンテナンスの回数を減らせる仕組みです。肌触りが良く、調湿性と保温性に優れた三層構造の床や、激しい日差しに強い「ガルバリウム鋼板」を使用した屋根も、メンテナンス性に優れます。

長く住み続けられる家造りを実現した企画住宅

福岡県出身の建築家、柳瀬真澄氏がデザインを担当した企画住宅「casa basso(カーサ・バッソ)」は、長く住み続けられる住宅となっています。バリアフリーの床と大空間にある一本の柱により、自由ウドの高い間取りが実現できるのが特徴です。中間領域と言われるウッドデッキに加えて、美しさとメンテナンス性の良さを兼ね備えた外壁や屋根、フローリングも備わっています。