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100年続く家「casa amare(カーサ・アマーレ)」の暮らしやすさの理由

日本の美しい家づくりを目指して、誕生した「casa amare」。その謳い文句として「100年経ても美しい」と表現されることもあるcasa amareだが、長い年月を経ても美しく、暮らしやすい理由とは一体どこにあるのだろうか。

今回はcasa amareの美しさが100年続くその理由と、100年経っても住み続けたい・遺したいと思う家である理由を見ていきたい。

毎日触れるものだから人に優しい素材を

暮らしやすさは、その家に使われている素材から影響してくる。casa amareの内壁には呼吸する最新素材「モイス」が使われており、その主成分は天然の粘土鉱物。

バーミキュライトと珪藻土などからできた多孔質の内装材で、室内の湿度が高くなると湿気を吸収、湿度が低くなると湿気を放出して湿度を調整してくれる。カビやダニの発生を抑えるばかりでなく、化学物質(ホルムアルデヒド)吸着機能や消臭機能できれいな空気を作るのだ。

他にも防火性にも優れており、煙や有毒ガスを発生しないのも特徴。建築基準法に基づく「法定不燃材」の認定を受けている。

美しさと強さを兼ね備えた金物

強い家を作ろうとすると、どうしても補強する箇所が多くなる。できれば安全で頑丈な家をと思えば思うほど、見た目の美しさは反比例してしまう。casa amareでは美しさと強さを共存させるために、家を強く美しくする金物「ハラテック21」を使用。

金物全体が構造材の中に隠れてしまう新しい補強金物「ハラテック21」を採用することで、柱や梁にも金具が見えず、吹き抜けもすっきり。隠れることで美しさと強さを実現した。

断熱性を高めて一年中快適な家に

暮らしやすさには、室内の温度も関わってくる。

casa amareには、美しい杉板の下見張り。そして、四重構造の通気層、アルミ製遮熱シート、耐力面材、ウレタンフォームと続き、ようやく内装材にたどり着く、厚さ180mmの断熱構造。外の熱を遮り、内の熱を逃がさない家を実現させた。

メンテナンス不要の美しい屋根

家に暮らし続けるには、メンテナンスは不可欠だ。家は常に老朽化していくため、定期的にメンテナンスを必要とし修繕が必要となってくる。

最も風雨に曝される屋根は、それにもちろん当てはまるがcasa amareの屋根はほとんどメンテナンスが不要。優れた耐食性、加工性、耐熱性、熱反射性で評価の高いガルバリウム鋼板。北海道などでも採用されている耐摩擦塗装を施したものを使用している。

ほぼメンテナンス不要の屋根材が、いつまでも住まいの美しさを保ってくれるのだ。

茶室を彷彿させる天井

通常の家では、天井高2400mmが一般的。しかしcasa amareの一階部分の天井高は2200mmに抑えている。天井を高く設計した方が開放感があると思われるが、casa amareでは低い部分とつながるように高い吹き抜けが存在しており、高低差によって「落ち着く」空間を作り出している。

日本の歴史でいう、茶室がそれに当たるのではないだろうか。

縁側の使い方は自由自在

吹き抜けの部分をどう使うかは、間取りによって設定できる。「フリースペース」とも言われるこの空間を「縁側」として捉え、使い方は住む人によってさまざま。

のんびり時間を過ごすでもよし、ゆっくり読書をする場所として利用してもいいだろう。窓の外に濡れ縁をつければ、家の中と外の景色がつながったような開けた空間になり、昔ながらの日本建築の良さを引き出している。

後世に遺したい家づくり

casa amareが目指すのは、遺すための家。日本建築に伝わる伝統と美しさ、そして知恵がいたるところに散りばめられたcasa amareは、私たち日本人が今一度、原点に帰るために見つめ直すべきものを教えてくれる。

今まで受け継がれ大切にされてきた日本らしさを感じることができるこの家で、100年間家族を見守ってもらうのも良いかもしれない。

あべまなみ

あべまなみ

新潟県出身、横浜在住のフリーライター。中学時代にサックスを始め、自身もジャズを演奏することから、20歳のアメリカ留学時に単身でメンフィスとニューオーリンズへ。初めての一人旅で自分の可能性や新しい発見に出会える楽しさに気づき、その後「旅」にハマる。

2017年12月現在、渡航国は24カ国。好きなものはお酒といちご。

casa amare

日本の伝統美を手本にした

「受け継がれる家」