写真家と建築⼠の資格を持つモデルが各々の感性を融合させたランジェリーブランド「MichiLu」ローンチ

エピッククリエイティブ株式会社は、⾐服・ライフスタイル産業のサプライチェーンを変革するクラウドサービス「sitateru CLOUD」を開発。提供するシタテル株式会社のサポートのもと、写真家の⽣熊友博と⼀級建築⼠の資格を持つモデルのchie が各々の感性を融合させることで⽣まれたランジェリーブランド「MichiLu(ミチル)」をローンチした。

写真家と建築士が作る、美しさを表現するためのランジェリー

きっかけは、写真家である⽣熊氏がものづくりにもチャレンジしてみたいと思い⽴ち、⼀級建築⼠でモデルであるchieに協⼒を依頼したこと。

生熊氏は、写真家として、数多くのブライダルなどの撮影を通し、ドレスのレースから肌が透けて⾒えるさまが⼈の想像を掻き⽴て、⼥性の美しさを際⽴たせると感じてきた体験を何か⽣かしたいという想いがあったそうだ。一⽅、chieは建築⼠として⾊や素材の組み合わせ、シルエット、バランスに対して美意識を磨いてきた経験を別分野でも表現してみたいという夢があり、各々が求める「美しさ」を表現するために、今回実現に至った。

アパレル知識ゼロの2人が「シタテルクラウド」を導入

全く未知の世界であるアパレルの世界に⾶び込んだ2人は、⽣産・販売に関する知識がないため、ランジェリー作りのサポートをしてもらうため、クラウドサービスを提供する「シタテルクラウド」を導入した。

マッチング機能を活用し、生産工場をオンライン上で探し、ブランド側の「希望金額」や「納期」などの条件を入力すれば、その条件で生産できる工場が見つかる。また、工場とのやり取りはクラウド上のチャットで行われる。さらに生産から販売まで全ての工程がカバーされており、不明点があればシタテルの担当者がサポートするため、アイテムを作ったことがない人でも、簡単に生産することが可能だ。

こだわりの詰まった⼀着のスリップ

今回「MichiLu」から誕⽣したのは、⼀着のスリップ。建築⼠であるchieの美意識がデザインのそこかしこに詰まっている。生熊氏はスリップにあしらわれているレースにこだわった。

建築物とランジェリーは⼀⾒全く別物に思えるが、デザインにおいて共通するのが美しく⾒える“⽐率”。例えば建物の天井に対してドアの⾼さがどのくらいで、窓の⼤きさはどのくらいだとバランスが整って⾒えるのか。そんなchieの建築⼠として築⼠としてのセンスの蓄積が今回のスリップ作りにも⽣かされているのだ。

繊細なモチーフがあしらわれたレース

生熊氏は、ブライダルの撮影に携わっていた頃から花嫁のベールやドレスのレースを⽬にする度に、レースの透明感や、レースが光に当たって作り出す影の美しさに魅了されてきた。

スリップの胸元やバックサイドにあしらったレースは、膨⼤な数のレースのサンプルの中から選りすぐった⼀枚だ。繊細なモチーフがあしらわれたレースで胸元を覆うことで、⾒えそうで⾒えない余⽩のある「美」を表現。写真家としてモデルに当たる光の⾓度や影の落ち⽅、背景とのバランスなど細部を意識してきた経験は、スリップのディティールのデザインに⽣かしたのだ。

今回のカラーは「紫陽花(ブラック)」と「芍薬(ピンク)」で、どちらも女性の肌をしっとり艶やかに見せる色合いに仕上がった。商品は受注生産でECサイトから購入できる。

ブランド名「MichiLu」に込められた想い

⾃分を「満たす」よりも「満ちる」⾃分を愉しむ。たくさんの正解がある社会の中で、⾃分に⾜りないところ、⽋けているところがあると、ついそれを埋めたくなってしまいます。

けれど⾃然という観点で⾒てみれば、⽉が満ち⽋けを繰り返したり、海が満ち引きを繰り返すときの⽋けている状態や⼲上がっている状態をネガティブなものとはしていません。それはきっと⼈も同じです。悩み、揺れ動く。そんな⾃分も否定せずに受け⽌め、慈しみ、⼤切にする。それができれば、きっとまた⾃然に満ちていける。⾜りなくて、⽋けている部分も⾃分の⼀部だと愛すことができるようになると思うのです。

「MichiLu」のランジェリーをまとうことで、どんな⾃分でも愛おしいのだと思い出してほしい。そんなメッセージを込めて「MichiLu」と名付けました。

写真家である⽣熊友博氏と一級建築⼠でモデルのchie。各々が求める「美しさ」を表現するために作られたこのランジェリーは、様々な女性の身体だけでなく、心も「美しく」させるものになるだろう。

URL : https://michilu.spec-sitateru.com/