日本建築の美しさと湯河原の雄大な自然を堪能できる至高の旅館「富士屋旅館」

湯河原といえば言わずと知れた温泉街です。湯河原の地から湧き出る温泉は外傷や火傷に効くことから、「傷の湯」と呼ばれ、古くから地元の人から愛されてきました。湯河原の自然豊かな環境と心安らぐ温泉を求め、県外から毎年多くの旅行客が湯河原を訪れています。そんな大人気の温泉街「湯河原」には、旅行客のための多くの宿があります。せっかく湯河原で過ごすのであれば、贅沢な空間で過ごしたい方も多いのではないでしょうか?そんな方にうってつけの宿が「富士屋旅館 湯河原」です。忙しなくすぎる都会での生活を忘れさせる、贅沢な休暇を湯河原で味わうことができます。

まるでジブリ映画のような世界観を持つ美しいファサード

旅館までは千歳川にかかるこの橋を通っていきます。澄んだ水が流れる川、川の側面から生い茂る風情ある木々たち、赤い塗装が施された欄干、これらすべてが富士屋旅館の荘厳で美しい景観を生み出しています。旅館は、非日常性と休息を求めるための場であり、富士屋旅館はその全てを体現しています。外観、内装ともに日常では味わうことのできない風情のある美しさを持ち、源泉掛け流しの温泉は贅沢な休息の時間を与えてくれます。まるでジブリ映画のような世界観を持つ日本建築のファサードは、訪れる人に世俗世界との分離を感じさせ、休息する意識を生み出してくれます。

モダンながらも趣を感じられる「新館」

富士屋旅館には「旧館」「新館」「洛味荘」の3つの建物から構成されています。そしてこの旅館のエントランス、つまり顔となるのが「新館」です。昭和43年に建てられましたが、痛みが激しく、骨組みだけを残しそれ以外は全て建て替えているそうです。

内装は和を感じさせる一方、洋風のソファやトランクを用いている上、床材がモルタルということもあり、和洋折衷のモダンな雰囲気を感じさせてくれます。和洋折衷の空間にすることで、堅い空間になることなく、アットホームな雰囲気で訪れる人の緊張感を和らげてくれます。

エントランスを進むと見えるのがこのスペースです。待合室兼、朝食を食べる際に使う空間です。木の一枚板でできたテーブルや、経年劣化を感じさせる食器棚は、食事の時間に落ち着きと安らぎを与えてくれます。ガラス窓に映る千歳川の景色を眺めながら食べる朝食は絶品です。

新館とは一味違う和の空間「洛味荘」

「洛味荘」はエントランスから「旧館」をぬけると現れます。新館とは異なり、日本建築がもつ優しく、暖かい雰囲気を漂わせています。床材は無垢でできているため、歩くたびに床材がひしめき、音がなります。床材の音も空間の趣深さを演出する重要な要素であり、通るたびに心地よい音が耳を包みます。

格子窓の形状は円窓(えんそう)という形状になっています。一般的に見かける四角い格子窓とは異なり、格子の奥が円形に切り取られています。円形の窓は、空間に優しい印象を与えるとともに、後ろに映る景色を縁取る額縁の役割を果たします。円窓は、景色を縁取る額縁として、訪れる人の心に鮮明に湯河原の景色をとどめさせます。

贅沢な宿で、優雅な休日を

富士屋旅館は外観や内装が美しいことはもちろん、旅館の方々の対応も非常に丁寧です。湯河原の優雅な自然を堪能し、情緒あふれる旅館の温泉で一息付き、夕飯は湯河原でとれた食材を贅沢に使った料理で舌鼓を打つ。そんな贅沢な1日を富士屋旅館では体験することができます。また、湯河原には最近改装されたカフェのようなボーリング場「パッキーボウル」やコワーキングスペースとして活用できる「湯河原惣湯」など、楽しめる施設がたくさんあります。是非、湯河原で素敵な1日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

富士屋旅館

住所:〒259-0314 神奈川県足柄下郡湯河原町上557
電話番号:0465-60-0361