コペンハーゲンにある北欧らしい落ち着いた雰囲気と洗礼されたデザインのショップ「Han Kjobenhavn」
今回紹介するのは、Han Kjobenhavn(ハン コペンハーゲン)のデンマーク店です。Han Kjobenhavn(ハン コペンハーゲン)は、シンプルで無駄がなく、洗礼されたデザインのフレームを生み出すアイウェアブランドです。アイウェアにとどまらず、フットウェアやメンズ/ウィメンズウェアも展開しています。今回紹介する店舗はブランドコンセプトでもある、無駄のない洗礼されたデザインを空間に落とし込んだ、非常に美しい店舗となっています。
北欧の優しい雰囲気を強調するブルーと木のアクセント
店内空間は白を基調とし、アクセントとして床材にブルーの塗装、壁面に木の内装材が使用されています。アクセントとして2種類の異なる材料を使うと、空間が雑然とした印象になってしまいがちですが、この店舗は違います。床のブルーの塗装は、濃すぎることも、薄すぎることもなく、アクセントとしての役割はしっかりと果たしつつも、空間を構成する白としっかりと調和しています。
壁面の木は、色味を少し抑えてあることから、空間が広がりすぎることを抑制し、落ち着きとまとまりがある空間を演出しています。典型的でありながらも、非常に洗礼された、優しさのある北欧スタイルであると感じます。
色味の使い方や配置から、ブランドの無駄のない美しく洗礼されたデザインを感じ取ることができます。ブランドのコンセプトを空間の中に落とし込むことで、訪れるお客さんにブランドの世界観をしっかりと印象付けることができます。ブランドコンセプトをお客さんにしっかり理解してもらうことで、買い物という日常的な行為が、ワンランクアップし、お客さんに買い物をより楽しんでもらうことができます。
- 空間内に過度な装飾はせず、細かいディテールの工夫によって無駄のない、洗礼された空間が生み出されています。右壁面の上部は、緩やかなアールを描いて天井と繋がっています。アールを空間内に設けることで、空間に優しさが生まれます。天井のラインは、白の天井が空間に広がりを持たせすぎることを抑制し、奥行きを生み出します。白を基調とした空間は、空間にメリハリが生まれないため、ぼんやりとした空間になりがちですが、小さな店舗を、一つの空間に収まりよくデザインしています。このような細かい工夫が、洗礼された空間を生み出しています。
店舗内には大理石を中心として作られたブースも存在します。床の大理石、ガラスの什器、天井のラインとアール。全てが美しく、レイアウトされた商品がより一層洗礼されたものであると目に写ります。洗礼された美しい空間は、レイアウトされている商品にまで影響し、お客さんの興味を引きます。このような洗礼された空間で、素敵なお買い物をしてみてはいかがでしょうか。
-
Han Kjobenhavn
- 住所:Vognmagergade 7, 1120 kobenhavn デンマーク
- 営業時間:月曜日-金曜日(12:00-18:00)
- 土曜日(10:00-17:00)
- 日曜定休日