日本の趣を感じられる和モダンな茶屋「山本山 ふじヱ茶房」

日本の食文化の代表的存在である「お茶」と「海苔」。1690年の創業以来、日本を代表するこの二つの食材を提供し続けているのが「山本山」です。そんな日本を代表する煎茶商が、美味しいお茶と海苔をより多くの人に楽しんでほしいと日本橋にオープンしたのが「山本山 ふじヱ茶房」です。

  • 日本の趣を感じることのできるモダンな空間

  • ふじヱ茶房の空間はモダンな雰囲気を感じる現代によく見られるカフェの形式をとっているように感じます。しかし、他と異なるのが使用している素材です。空間を主に構成するのは木材と石材です。モダンカフェといえば、コンクリートですが、ふじヱ茶房はコンクリートを使用していません。日本最古の煎茶商ということもあり、お茶の持つ日本のイメージから逸脱しないように、このような素材を使用しているように感じます。日本建築や日本庭園を構成する素材も木材と石材であることから、空間にコンクリートを使用せず石材を用いることで、モダンな空間の中に和の趣を落とし込むことができます。現代的な空間の中に和の雰囲気が存在することで、空間がお茶を引き立て、訪れる人がお茶をより一層楽しむことができるようになります。

後ろの大きな木製の彫刻看板は、日本建築の店舗に用いられることが多く、内部にインテリアとして用いることで、日本建築の趣や荘厳さを感じることができます。カウンターの目の前に看板を配置することで、あたかも古き良き日本建築の空間でお茶を楽しんでいるかのような雰囲気を感じさせてくれます。

棚に並べられた箱までもデザインされており、空間のどこを見渡しても美しく、和の趣を感じることができます。

記憶に残るティータイムを演出する空間

カウンターの隣に見えるのがこの空間です。黒い床材の作る空間の上に同系色の木の机と石の台が設けられています。素材の切り替えや、壁に設置されたアートによって空間の中に別の空間が生まれています。目の前でお茶を淹れてくれる演出と、特別感のある空間演出は、お茶を楽しむ人にお茶の美味しさだけでなく、体験全てを記憶に残る思い出にしてくれます。

絶品のかき氷で優雅なティータイムを

  • 「お茶」と「海苔」にこだわるふじヱ茶房ならではの、お茶と海苔を用いたオリジナルかき氷を堪能することができます。抹茶のかき氷に海苔のシロップがかかっています。抹茶のかき氷は良い香りを放ち、ほろ苦さが口の中に広がります。そこにかかる海苔のシロップは甘みと程よい海苔の風味を感じさせてくれます。抹茶と海苔の組み合わせは、相性抜群です。ぜひ堪能していただきたい一品です。

山本山 ふじヱ茶房

住所:〒103-0027 東京都中央区日本橋2-5-1 高島屋三井ビルディング1F
営業時間:物品販売 10:30-19:00 お弁当 11:00-19:00(L.O.18:00) ※お持ち帰りのみ
定休日なし ※新型コロナウィルス感染拡大中につき、記載と異なる場合があります。
電話番号:03-3271-3273
URL : https://fujie.yamamotoyama.co.jp