【世界初】“コーヒーかす”から生まれた家具を発表!3Dプリントによる廃棄物の再資源化プロジェクト!
“可能性をデザインする” 株式会社NODは、株式会社ネクアス(本社:福井県坂井市 / 代表取締役:⾓⾕雅和)、株式会社Booleanとともに、有機廃棄物である ”コーヒーかす” を素材として用いた世界初*の大型3Dプリント家具の製造する。
イオマス素材 × 3Dプリンターで循環型都市を実現する『RECAPTURE』最新作
抽出後のコーヒーかすからは、温室効果ガスであるメタンガスが発生するため環境問題のひとつとされている。
NODは、バイオマス素材と3Dプリント技術により、循環型社会を目指すプロジェクト『RECAPTURE』(https://recapture.jp)を推進していて、これまでも植物性プラスチック 酢酸セルロースや卵の殻を素材として用いた大型家具を製造してきた実績がある。
今後はカフェや食品メーカーとの協業により、オーダーメイドのプロダクト開発につなげていく予定だ。
展覧会「RECAPTURE exhibition vol.01〜3Dプリンターと資材循環で実現するネオ・スクラップ&ビルド〜」
これまでNODが製造してきた酢酸セルロースや卵の殻を素材とした大型3Dプリント家具の展示会を11/9(火)から11/14(日)、LIFULL HUBにて行う。
実際に触れることも可能だ。
「RECAPTURE exhibition vol.01〜3Dプリンターと資材循環で実現するネオ・スクラップ&ビルド〜」
会期:2021 年 11 月 9 日(火)~ 11 月 14 日(日)(* 8日(月)メディア向けプレ開催)
会場: LIFULL HUB (〒102-0083 東京都千代田区麹町1丁目4-4 2階)
時間:12:00-19:00 (* 最終日 10:00-16:00)
入場:無料(完全予約制/1時間交代)
申込:peatixより、無料チケットをお申込ください:https://recapture-exhibition01.peatix.com/
(前日の19時までに申込をお済ませください)
主催:株式会社NOD
共催:株式会社Boolean/株式会社ネクアス/株式会社浜田晶則建築設計事務所
協力:LIFULL HUB
プロジェクト『RECAPTURE』とは!?
「RECAPTURE」は、酢酸セルロースをはじめとした⽣分解性バイオマス素材や有機廃棄物などを3Dプリンターによって加⼯・再利⽤し、 循環型の都市づくりを⽬指すプロジェクトだ。
これまでの都市空間を構成する要素の多くは、使い終わった後、廃棄や取り壊しをするのが一般的だった。だがNODが目指すのは、再利用可能な素材を柔軟なデザインが可能な3Dプリンターを活用し加工することで、作り手がクリエイティビティを発揮しつつ、素材の面から環境負荷の低い都市を作ること。
「RECAPTURE」は「捉え直す」という意味を持っていて、⼈間と⾃然の関係、素材の持つ可能性、都市のあり⽅ など、様々なものを捉え直すことを通じて、未来を創造するという思いを込めて名付けられた。
食品などの製造工程から排出される有機廃棄物の再資源化は、持続可能な社会づくりのために欠かせない領域である。世界では、3Dプリンティング技術を用いた有機廃棄物の再利用が進んでいるが、日本では、ほとんど事例がないのが実情。有機廃棄物の資源化、3Dプリンターによるプロダクト化のプロセスを用いることで、次のような未来を実現できるとNODは考えている。
3Dプリンタを用いた新しいプロダクトづくりの可能性
・オフィスから出る廃棄物を利用し、オフィスで使用する大型家具を作り続けるエコシステムの実現
・飲食店や食品メーカーと協業し、製造過程で排出される廃棄物を使った大型家具や飲食空間などの製造
・商業施設や公共施設から出る廃棄物を利用した、橋などのインフラ設備や家やホテルなど建設
廃棄物を素材として捉え直すことで、分解と構築のサイクルを様々なプロダクトに実装し、生活者の都市への関与に新しい視点を投げかける。
株式会社NOD
代表取締役:溝端 友輔・沼田 裕輝
オフィス:東京都中央区銀座1丁目6-5
設立:2019年12月
事業内容:空間プロデュース事業・不動産活用事業・飲食事業
URL:https://nod.jp.net/