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ミラノデザインウィーク2019で勢いのあった韓国の企業やグループの展示。

多くの有名デザイナーとコラボしたり、その繊細な感覚を表現したりと勢いのある日本企業の展示。ミラノデザインウィークで特にフォーリ・サローネを見て回っているとその日本企業と並んで勢いを増してきているのが、お隣韓国の企業やグループの展示だ。

LGとフォスター+パートナーズによる「Redefining Space」

一昨年の吉岡徳仁とのコラボレーション「TOKUJIN YOSHIOKA x LG : S.F_Senses of the Future」で「Milano Design Award 2017」最高賞を受賞したLG。今年はノーマン・フォスターが主宰するFoster + Partners(フォスター・アンド・パートナーズ)とともに「Redefining Space」のインスタレーションを展開。

一昨年の展示:Milano Design Award 2017の最高賞を受賞した吉岡徳仁のSFをテーマにしたインスタレーション!

その中で同事務所もデザインに関わるLG製の世界初のロール可能なテレビ「LG SIGNATURE OLED TV R」を公開。LGのテクノロジーによるOLED(有機EL)の未来を表現した。

居住空間におけるTVモニターの在り方や使い方を提案。その美しさと革新性は訪れる者に感嘆の表情を与えていた。

サムスンによるインタラクティブアートのインスタレーション「Resonance」

LGとともに韓国のエレクトロニクス事業のリーダーでもあるサムスンは、大規模なインタラクティヴアートのインスタレーションを発表。「Resonance」と題したこの展示は「共感」「発見」「没入」の3つのゾーンを作り、日常の中にあるアートな瞬間を再現する。

見ているだけでも美しいが見ている者が何か働きかけるとその風景が変化していく様がおもしろい。

「2019韓国工芸の法古創新(ポプゴチャンシン)-水墨の独白」

LGやサムスンと言ったテクノロジーを元にしたインスタレーションを展開する企業とは別に、トルトーナ地区のSuperstudio のSuperDesignShow に出展し注目を集めていた韓国の工芸展のブースがある。「2019韓国工芸の法古創新(ポプゴチャンシン)-水墨の独白」と名付けられた今回の展示は、白と黒の水墨に現れる多様性を表現。

この展示のディレクターは、ファッション・デザイナーのチョン・グホ。水墨のイメージによる独特な世界観はイタリアや世界中から訪れる人たちの目に非常にユニークに映ったに違いない。

70点以上の工芸品は水墨をイメージした白と黒で統一させ、その世界観を徹底していた。

 

徐々にミラノデザインウィークでもその独自のポジションを確立しつつある韓国の企業やグループ、来年の展示もまた期待したい。また、これからどんどんアジア各国のデザインが盛り上がってくるのではないかとも予想できる。日本のデザインも負けている訳にはいかない。

#casa 編集部

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