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ミラノデザインウィーク2019でアルテックが魅せた旬なクリエイターとのコラボレーション

「アルテック(artek)」は、アルヴァ・アアルトを中心としてアイノ・アアルト、マイレ・グリクセン、ニルス=グスタフ・ハールにより作られた北欧を代表するインテリアブランドの一つだ。「アート」と「テクノロジー」を語源とする「アルテック(artek)」は、文字通り双方を融合させた家具デザインを展開し、世界中で支持され、もちろん日本でも多くの人に愛されている。

そのアルテックがミラノデザインウィーク2019でアルテックが魅せた展示が非常に話題になった。

日本とフィンランドの外交関係樹立100周年を記念する展示

アルテックのブースは、ミラノデザインウィークのフォーリ・サローネでも昔から中心的な存在であるブレラ地区の中心部に出展。今回アルテックは、今年2019年日本とフィンランドの外交関係樹立100周年を記念する展示「FIN/JPN フレンドシップ コレクション」を展開。

アルヴァ・アアルトと両国の現代を生きる旬なクリエイターのコラボレーション

アルヴァ・アアルトが作り上げたアルテックのデザインと日本とフィンランド、両国の現代を生きる旬なクリエイターのコラボレーションが実現。長坂常や皆川明、二俣公一、COMPANY、BUAISOUと言った建築家やデザイナー、職人たちが独自のエッセンスを加えたプロダクトが展開されていた。

ミニマルな空間作りに定評がある空間デザイナー・二俣公一がデザインしたのは「キウル・ベンチ」。日本では銭湯、フィンランドではサウナの公共浴場の文化にインスピレーションを受けて作られたデザイン。ベンチとしてだけではなく収納箱や棚としても機能する汎用性の高さも魅力的なプロダクト。2019年秋頃に実際に販売開始される予定。

徳島県の染師・BUAISOU(ブアイソウ)とともに発表したのが、アアルトによって生み出された名作「スツール60」と染色技術を用いた「スツール60藍染」と言う日本の伝統的な色合いが美しいプロダクト。

ファッション・テキスタイルデザイナーの皆川明は、アルテックとともにアアルト夫妻がデザインしたあらゆるものの中からカケラを抽出し、再構成した「ああるとのカケラ」を制作。書籍化されたその作品はアルテックの東京ストアのオープンとともに日本でも販売開始する。

 

ミラノデザインウィーク2019で発表されたコレクションは、非常に斬新なものではあるが、アルテックやアアルトが持っている普遍的なデザインを踏襲した秀逸さがあった。特にこれらのプロダクトのほとんどは実際に日本でも手に取って見られるようになるため、それを東京でも体験できる。実際に店頭に並んだら日本や北欧デザインの良さを追体験できることだろうと思う。

#casa 編集部

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