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SONY(ソニー)が「Hidden Senses」と題して8年振りにミラノデザインウィークに出展!

独創的なアイディアと最先端のテクノロジー、高品質なプロダクトで一時代を築いたSONY(ソニー)。2010年、8年前にミラノサローネ・ミラノデザインウィークに出展して以来、鳴りを潜めていたが、満を持してミラノデザインウィーク2018に出展した。会場はbud brand(バッドブランド)も出展するSuperStudioもあるトルトーナ地区のSpazio Zegna。

感覚に訴えかける新しいテクノロジーの在り方「Hidden Senses」

今回のソニーの展示は、非常に独特なものだ。ミラノデザインウィークは最新のデザインの発表の場であり、そのデザインとはおおよそ「形態」へのアプローチである。だが、ソニーが表現したものは感覚そのものであり、形態に囚われない。日常の中に非日常的な驚きをサンプリングし、不思議な体験をさせてくれる。そして、「Hidden Senses」のテーマの通り、生活の中に存在し、感覚に訴えかける新しいテクノロジーの在り方を提案する。

行動と音が呼応する「ECHO」

会場に足を踏み入れて最初の場所にあるのが、立方体が並べられた不思議な空間。並んだ立方体の中央を歩いたり、立方体の箱を触ってみたりしてみる。そうすることでシンプルに生活の中で馴染みの深い音が聞こえてくる。非常に抽象的な展示だが、行動と音の関係を考えさせられる。

インタラクティブな光と影「UNDER THE LIGHT」

次のスペースでは来場者自らの動きに反応して、光や影がインタラクティブに変化する。人との距離感や動きに呼応して立ち現れた光や影は、視覚的に多種多様に反応する。

視覚と触覚の一致とズレを表現「TACTILE OBJECT」

台の上に置かれた生活の中で見ることができる見慣れたオブジェクト。パッとみただけではわからないが、それを手に取って普通に使って見ると、何も起こっていないのに慣れ親しんだ触感を感じさせてくれる。

家具や照明とテクノロジーの関係「ABSTRACT ELECTRONICS」

ここまで非常に抽象的な展示内容だったが、次は少し具体的な提案に移行する。ここで家具や照明といった生活の中に出てくるアイテムとテクノロジーとの関係を感じることができる。影を追いかける照明やインタラクティブな家具などが非常におもしろい。

生活の中のストーリーに溶け込む「DAY & NIGHT」

次は局所的に部屋の中を再現。一見するとなんの変哲もないインテリアは、インタラクティブな仕掛けが施してあり、少し幻想的な佇まいを見せてくれる。

「Hidden Senses」を感じさせるプロダクト

5つにカテゴライズされた展示空間を抜けると、実際のソニーのプロダクトを体験することができる。キーボードや楽器などのインターフェースを映し出すプロジェクターや非常に薄く、超詳細な画質を楽しめるTVなど「Hidden Senses」を感じさせるプロダクトが並んでいた。

 

SONY(ソニー)の展示は、視覚情報だけでなく五感全てを使って体感する展示であった。ソニーによるこういった自由な発想のインスタレーションやプロダクトは、今後の日本企業に非常に大切であると言える。

#casa 編集部

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