長崎県波佐見町の中庭のあるガレージ付きプランの「casa cube(カーサ・キューブ)」
佐賀県との県境でハウステンボスのある佐世保市にもほど近い長崎県波佐見町は、江戸時代前期からの陶磁器生産地で、おしゃれで個性的なデザインが非常に魅力的な波佐見焼が有名である。
その長崎県波佐見町に新たに松下さんご一家の「casa cube(カーサ・キューブ)」が建った。家づくりのプロである工務店に務めるご主人が選んだ、波佐見焼のようにおしゃれで個性的なデザインの「casa cube(カーサ・キューブ)」を見てみよう。
住宅として完成度の高いcasa cube
casa cube は、四角い外観に大きな窓がなく、出入り口以外には側面にスリット窓があるだけの、シンプルでスタイリッシュな外観の住宅である。
豆腐のような真っ白いカラーが多いcasa cube だが、松下さんご一家のcasa cube はカーキ色で、山や畑などに囲まれた自然豊かな町並みにマッチしている。
もちろん従来のcasa cube 通り、トップライトから光を取り入れ、非常に明るい。窓のない外観の割に開放的な内部空間が広がっている。この構成は非常に良く考えられていて、住宅として完成度の高いと、家づくりのプロである松下さんも高い評価をしている。
casa cube に開放的な中庭
松下さんご一家のcasa cube は、従来のcasa cube にはなかった「中庭」が設けられている。道行く人がこの家を見たときに、窓のないキューブ型の外観の中にこんな中庭があるとは想像もつかないだろう。窓のなかったcasa cube の内部空間に、プライバシーを守りながら新たに窓を設置できるので、実は非常に合理的。
トップライトによって明るい内部空間同様に、上からの自然光で明るい中庭になっている。プライバシーも守られるので普段からこの場所で遊んだり、食事したりと様々な使い方ができる。
1階・2階とつながるガレージ
松下さんご一家のcasa cube には、中庭の他にもガレージが付いていて、このガレージも非常に特徴的である。1階のリビングからはガラス越しに趣味である「車」を眺められることはもちろん、直接リビングに出入りができ、階段で2階のフリースペースにもアクセスできる。1階・2階の両方とつながるガレージは珍しい。
松下さんご一家の「casa cube(カーサ・キューブ)」は、そのこだわりのライフスタイルをより良いものにしている。そして、この「中庭」と「ガレージ」は、実は非常に合理的で計算されているので、今後もこのcasa cube が増えていくかも知れない。