趣味を楽しむ、理想の家がここに。長崎県波佐見町に建つ「casa cube(カーサ・キューブ)」
「やきものの町」として400年の歴史を誇る長崎県波佐見町。そうした歴史ある町に「casa cube」を建てた、松下さん宅におじゃましました。
趣味と家づくりの関係
フレンチブルドッグのコテツと暮らす松下さんご夫婦は、車、DIY、釣り、プラモデル等々、多彩な趣味をお持ちだ。ご主人の宗司さんがおっしゃるには「家族で一緒に楽しめる家がずっと欲しかった」とのこと。
なかでも宗司さんの趣味のひとつである“車”はこのcasa cubeの家づくりに大きく影響したようだ。
「casa cubeのガレージ付プランをみて、私たちの理想とぴったりだと思いました」と宗司さん話してくださった。実はご主人の宗司さんは工務店に務める、言ってみれば“家づくりのプロ”。そんな宗司さんが見初めたcasa cubeという家は、プロの目にはどんなふうに写ったのだろうか。
「家の基本となるような部分に、手を加える余地はありません。非常に完成度の高い家ですね。住む人のことを考え抜いてつくられた家だと思います」と宗司さん。
とっておきのスペースがある
このcasa cubeが立つ波佐見町は、山や畑などに囲まれた自然豊かな町並み。そうした景色との調和を考えて、外壁は定番の白ではなく「あえてカーキを選びました」という宗司さん。
家の中に足を踏み入れれば、その空間は白とグレーを基調にシンプルにまとまっている。そこにはお二人の趣味であるDIYでつくったテーブルやテレビボードなども置かれている。
1階のリビングからはガラス越しに車が見えるようになっているし、もちろんそのガレージから直接リビングに入ることもできる。ガレージから2階のフリースペースに上がることも可能で、そこは奥さまの千里さんの、お気に入りの場所でもある。
「DIYをはじめ、自分の好きなことだけを楽しめる場所があるというのは、本当にうれしいです」と千里さんが語れば、宗司さんは「僕はそこで、プロジェクターで映画を見るのが好きなんです」と語った。
実はこの家には、ご夫婦が大のお気に入りのスペースが、もうひとつある。
「休日は中庭でバーベキューをしたり、コテツと遊んだりしています。夜になったら大の字に寝て、自分だけの星空を楽しむこともあります」と宗司さん。中庭のスペースにはちょっとしたストレージがあり、さらにはキッチン&ダイニングと接しているので準備や後片付けが簡単で、バーベキューはもちろん、ふだんの食事なども気軽に楽しめるのだとか。
中庭のあるライフスタイルを存分に満喫している松下さんご夫婦。撮影の合間、愛犬のコテツがなんだかとても楽しそうに中庭を歩き回っている姿は、とても印象的だった。