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現代のライフスタイルにあった住宅のマッチングサイト「SuMiKa」のサービス

人生の中でも大きな買い物となる「住宅」。この住宅づくりにおいて、知識や経験が豊富な専門家からアドバイスをもらえたり、自分のスタイルにあったカスタマイズできる住まいをサポートするのが「SuMiKa」だ。

今回はSuMiKaのサービスを展開する取締役・佐藤純一氏と、企画担当・名取良樹氏にお話を伺った。SuMiKaが目指すもの、思い描く未来とはどのようなものだろうか。

家づくりのパートナーを見つけるSuMiKaのサービス

SuMiKaが手がけるサービスとは、一体どのようなものなのでしょうか。

佐藤氏:2013年の6月に会社としては立ち上がった会社で、2014年3月にサービスを開始しました。まだ時間はあまり経っていませんが、もともとその前に前職の面白法人カヤックが持っていたハウスコというサービスがありまして、そちらをSuMiKaという会社を譲渡として始めたサービスです。

佐藤氏:当時から今まで変わらずやっているのが、建築家と家を建てること。SuMiKaのサイトを見ると、まず最初に「家づくりのパートナーを見つけよう」と表示されるんですが、SuMiKaを象徴するのが「専門家を募集する」という項目。「こういう家を建てたいです」という掲示板みたいなものを立てて公募し、そこに専門家が手を挙げるという新築注文住宅を中心としたマッチングを、当初からやり続けています。

専門家のうち8割くらいが建築事務所、2割くらいが地方工務店会社が登録されていて、この方たちが応募するシステムになっています。

そのほかには質問・相談できるコーナーがありますね。家作りって予算や土地の使い方など、専門的な知見がないとわからないことがいっぱいあるじゃないですか。そういう疑問や不安を専門家に匿名無料で相談することができ、そういう利用をされる方もいます。

佐藤氏:またサイト上では、登録された9500件ほどの建築事例を見ることができます。写真の点数も10万枚以上。家を建てようと思う人は、普通は建築雑誌を見て気になるページに付箋を貼って自分の家を想像しますよね。SuMiKaは、そういう建築事例を見つけていくサイト・サービスとしても機能しています。

「スマートメイド」はどのようにして生まれたか?

SuMiKaでは、新築注文住宅を中心としたマッチングを展開すると同時に、規格住宅のオンラインマーケット「スマートメイド」も手がけています。ハウスメーカーと建てるような家ではなく特徴がある住宅を見つけられること、そしてカスタマイズ可能なことが特徴ですが、どのようにして生まれたのでしょうか?

佐藤氏:SuMiKaをオープンしてから2年半くらい、なかなか成約率が上がりませんでした。案件数はたくさんくるし、応募もたくさん来るんだけれど成約率は10%ほど。

よくいろいろ調べてみるともともと新築注文住宅建てたい人の7〜8割位のが建築家と建てたいと思うんですけど、最後に建てるのは10%で6割の人が離脱するんですよね。

建築家を建てると高くなってしまったり、時間がかかってしまったり。そういう人が離脱していくっていう感じなんですよね。そういうのが分かったので離脱していく6割に提案できるような商品を持とう考えました。それで始めたのが「スマートメイドマーケット」です。カスタマイズ可能な住宅マーケットプレイスを作りましょうと。今年の2月くらいから開始しました。

ライフステージの変化にも対応

─スマートメイドには、どのような可能性があるのでしょうか。

名取氏:今の住宅は、ライフステージが変わることを念頭に置いて「可変性を持たせる」住宅の作り方をしていますが、基本的に住宅の単位は変わらないんですね。基本的にはライフステージが変わること念頭に置いてるから、最初ってどうしてもオーバースペースになるんです。

でも実際は、いま必要なスペースを確保して、必要な時にプラスオンできれば1番効率が良いと思います。規格化されていて、プラスオンできるcasa cagoの考え方は、若い子たち住宅を考える上でマッチしますね。これもスマートメイドの可能性かなと思います。

両氏が注目する「小屋」の役割

─サイトでは「小屋」が多く扱われていますね。

SuMiKaのサイトでは「小屋市場」や「家の中の小屋」などがあったり、他にも「小屋フェス」というイベントを開催したりと「小屋」に関しては先駆けのような印象を持つ人も多いですが、「小屋」はどのような魅力や可能性があるのでしょうか?

佐藤氏:「小屋」自体は、この後の暮らし方を提案する商品なんです。都市部と地方部でそれぞれ考え方が違うかもしれませんが、僕らがこういう風に家づくりすればいいなって思う未来の話として「創造的に共生しながら小さく暮らす」という考え方があります。

小さい住宅で1人で住んでるとすごく寂しいですよね。小さいからこそ創造的に工夫しなきゃいけないし、小さいからこそ共生していかないといけない。小さく暮らすこと自体はつまらないけれど、「小さいからこそ創造できて、小さいからこそ共生できる」という考えなんです。それがすごく楽しいと思えるというか、今までとは違う豊かさが得られるんじゃないかなと思います。

最近はなんで土地に対して、あんなにギチギチに住宅を建てるんだろうと思うんです。なんで4畳半よりも6畳、できれば8畳と、広く広く考えるんだろう。できるだけ広い家を建てたほうが得だという「もったいない精神」や「損得勘定」の中でなんで生きなくちゃいけないんだろう。そこ解決しなきゃいけないと思いますね。

現代のライフスタイルにあった「SuMiKa」のサービス

家を建てたい人と専門家をつなぐ、マッチングサービスを提供する「SuMiKa」。それはただのプラットフォームではなく、現代人が求める情報を探すことができ、そして現代人が求めるライフスタイルに適した暮らしを提案するサービスであった。

人生に一度の大きな買い物をする際には、SuMiKaをみればヒントを得られるはずだろう。

あべまなみ

あべまなみ

新潟県出身、横浜在住のフリーライター。中学時代にサックスを始め、自身もジャズを演奏することから、20歳のアメリカ留学時に単身でメンフィスとニューオーリンズへ。初めての一人旅で自分の可能性や新しい発見に出会える楽しさに気づき、その後「旅」にハマる。

2017年12月現在、渡航国は24カ国。好きなものはお酒といちご。

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