クリエイティビティを刺激する?!見る視点で景色が変わるスキップフロアの家「casa skip」
空間を壁で仕切らず高低差を利用して空間に広さをもたせたスキップフロアの家「casa skip」。同じ空間にいても視点をかえると全く新しい切り口にみえるクリエイティビティ溢れる住宅だ。
アイディア次第でさらに快適な空間へと変化する住む人の創造性を刺激する家「casa skip」をご紹介。
狭小地でも開放的に空間を使用することができる住宅「casa skip」
「何も世に存在しないものを生み出すというよりも、既存のものをつなぎあわせ新たなものとする力…」まさに創造力を刺激する、空間と空間をつなぎ合わせたスキップフロア住宅。
壁で空間を分けてしまうと、どうしても壁の厚みや重厚感で圧迫感を感じる。広いスペースが確保できていればいいが都心に住んでいたり経済事情などで十分なスペースを確保できない場合もある。
狭い土地に家を建てることと引き換えに、広さや快適さを諦めかけている方…諦めるのはまだ早い。狭小地でも開放的に空間を使用することができる住宅、それがスキップフロアの家だ。
一つのフロアを別の切り口からも楽しめる“一口で二度美味し”家
スキップフロアは“ 壁を作らない ”、“ 高低差を利用して空間を広く見せる”だけでなく、視点をずらして、一つのフロアを別の切り口からも楽しめる造りになっている。
例えば、キッチンとダイニングが平面で繋がる既存の住宅に対し、凹凸を利用したスキップフロアは立つ位置でフロアの印象が全く異なる。これまで見たことのない角度から空間を見ることで、既成概念とは違った見え方を楽しむことができる。まさにクリエイティビティを刺激する家。
すでにモノがあふれかえる今、目新しいコト・モノよりも、あるモノの中で異なるものを組み合わせるといった楽しみ方が毎日の生活にちょっとした刺激を与える。
創造性のある空間が“アイディアと工夫”という知恵を生む!
創造性のある空間でさらにアイディアや工夫といった知恵を養うこともできる。
セカンドリビングのあるこの家は、「子供部屋」、「客間」など住まう人の使い勝手のよいように空間を使用することができる。「スリット階段はどんな風に使おう?」、「リビングからみたときと、キッチンからみた時の景色はどんな風にしよう?」、「空間に新なの名前をつけようかな?」など立体的なその空間は様々な角度から楽しめ、住まう人を飽きさせない。
また、ワンフロアなのでコミュニケーションも取りやすいが、視点を変えれる=視線をそらせるので適度な距離感も保ちながらプライバシーを確保できる。家族のぬくもりを感じながら自分のパーソナルスペースも大切にすることができる。廊下や階段などのデットスペースを最小限に抑え、無駄が少なく使い方を明確にしやすい。
この創造性にあふれたスキップフロア住宅「casa skip」は、視野を広げる視点を養うのにも面白い住宅と呼べるかもしれない。